【週1チャレンジ】英語力を底上げ!ワンポイントクイズvol.20

【週1チャレンジ】英語力を底上げ!ワンポイントクイズvol.20

2024年01月29日 08時00分

英語が口から「パッ」と出てくるような瞬発力を身に着けるには、 基本語と呼ばれる、動詞、前置詞、句動詞 や慣用表現を体系的をしっかりマスターすることが大切です。

週1回更新の『ワンポイントクイズ』は、『すぐに使えるビジネス英会話』の一部を解説付きクイズとして出題。
隙間時間は『ワンポイントクイズ』にぜひチャレンジしてみてください!

問題

以下の空欄には、”lay“か”lie“が入ります。
どちらが適切か考えてみましょう。

The responsibility (_______) with me.
責任はぼくにあります。

(_______) your weapons in front of you.
武器を前に置きなさい

正解はこちら

正解は

The responsibility lies with me.
責任はぼくにあります。

Lay your weapons in front of you.
武器を前に置きなさい

“lay” と “lie” は他動詞と自動詞の違いですが、この2つは英語を母語とする人の間でも混乱されやすいそうです。
意味の展開からすれば lay のほうが圧倒的に多くみられますが、lie の場合にも「横たわる」だけでなく「場所が位置する」「問題・責任などがある」などの意味合いでも使われます。

lay のコアは「置く」といっても「平らな状態に置く(横たえる)」ということです。
どこに位置づけてもよい put とは異なります。
無造作に置くのではなく、ていねいに置くという意味合いを感じ取ることができます。
The hen laid eggs. (鶏が卵を産んだ)
では卵が動かないように静かに横たえて置くという感じが出ています。
置く目的が意識されれば、lay bricks (レンガを積む) 、lay turf (芝生を敷く) のような状況でも lay を使います。

一方、lie は自動詞で「横たわる」というのが基本で、「うつ伏せ(仰向け) に寝る」は
He lies on his face (back). といいます。
抽象的な場合で、「問題がここにある」という際にも
The problem lies here. と表現し ます。
すばらしい未来が君を待ち受けている、という場合も
A great future lies before you. と表現できます。
成り行きにまかせようということを
Let things lie.といいます。
物事を横たわったままにしようという意味合いです。


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