疑問にお答え!どんな時に使う?「Gotcha.」
2023年09月14日 8時00分
日本人講師のワンポイントレッスンでは、外国人講師にはなかなか聞くことが難しい英文法や英語学習の質問について解説していきます。
解説を担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中の日本人講師です!
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質問
職業別英会話 鉄道 Lesson20で、電車の乗り方について説明を受けた乗客がOkey, gotcha.「わかりました」と言っています。このフレーズはどんなシチュエーションでも使えますか?
解説
Gotcha.は、I got you.、I’ve got you.の略で、とてもカジュアルな口語表現です。
直訳すると「私はあなたを得た・捕まえた」ということですが、大きく分けて、
①あなたの意味することを得た=理解した・了解した
②あなたを捕まえた
となります。
今回の例では、①「理解した」「了解した」「承知した」という意味で使っています。
同じシチュエーションで、I got it. Got it. という言い方をすることもあります。
この場合のit、話や依頼などの内容を理解した、という意味ですね。いずれもくだけた表現なので、フォーマルな場や目上の人などに対して使うのは控えたほうが良いでしょう。
より丁寧に「わかりました」と言う時は
I understand. Understood.
などのほうが適切です。
依頼されたことを承知して実行する、という返事をする場合は、カジュアルならWill do. やI’m on it.のような「すぐとりかかります」という表現を使うこともあります。
丁寧に言いたい場合はCertainly.「かしこまりました」というフレーズもありますね。
②の意味で使う場合もやはりカジュアルで、実際に体を捉えたり目線で捕らえて「見付けたぞ」と言う場合や、ジョークやいたずらなどを仕掛けて「騙されたね」「してやったり」という意味で使います。
映画やドラマなどでかなり頻繁に、様々なシチュエーション・ニュアンスで使われているのを耳にするフレーズです。「なるほど、こういう時にも言うんだ」と参考にして、友だち同士など親しい間柄の人との会話でどんどん使ってみましょう。
レベル別学習方法のオススメ
英語学習において最も重要なのは、自分の英語力に合わせて、適切な教材と学習方法で学ぶことです。
レッスンでも自主学習でも、それぞれレベルに合った教材で学習を進めましょう。
初級向け | 初中級向け |
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中級向け | 中上級向け |
この記事を担当した講師
Tomoko先生
海外在住歴が長く、現在は英語講師のほかに医療通訳も務めるTomoko先生。
海外添乗員・通訳案内士としての経験もあるので海外の人と楽しく会話するコツについても聞いてみましょう!
会話を重視したレッスン以外にも、TOEIC・英検対策を得意とする講師なので日本人が躓くことが多い英文法の疑問にも丁寧に答えてくれます。
小学生~高校生の文法指導経験もあるので、大人の方だけでなくお子様も安心してご受講いただけます。