すぐに使えるビジネス英会話!句動詞keepを使いこなそう

すぐに使えるビジネス英会話!句動詞keepを使いこなそう

2022年06月10日 09時00分

こんにちは。 産経オンライン英会話Plus運営事務局です。
4月からリリースされた新教材 『すぐに使えるビジネス英会話』は、もうお試しいただけましたでしょうか?今回は、まだ教材を受講されていない方のために、Foundation Courseで学べる句動詞の中から、keepをご紹介したいと思います。

keepの句動詞

動詞keepのコアには「自分のところに、比較的長い間保つ」という意味合いがあります。イメージとしては下の図のような感じです。

1. keep away

前置詞away には「離れた状態に維持する」という意味合いがあり、動詞keepと組み合わせることで、以下のような使い方が可能になります。

ストーブに近寄ると危ないと言いたいとき

Keep the kids away from the stove!

(子供たちがストーブに近寄らないように気をつけて!)

火事に集まるヤジ馬たちに対して注意したいとき

Keep away from the fire!

(火に近づかないようにしなさい!)

ある習慣から離れた方が良いと伝えたいとき

・You should keep away from alcohol.

(アルコールを避けてください)

2. keep back

前置詞back には「後ろに下がった状態に維持する」「前(あるいは表)に出ないようにする」という意味合いがあり、動詞keepと組み合わせることで、以下のような使い方が可能になります。

土手の役割を説明するとき

・The bank keeps back the floodwater.

(土手は洪水にならないように守ります)

雨のせいでサッカーをしに行けなかったとき

・We wanted to go and play soccer, but the rain kept us back.

(サッカーをしに行きたかったんだけど、雨で(家に)留まった)

カップルが付き合う上での約束をするとき

・Don’t keep anything back from me.

(何も隠し事はしないでね)

いかがでしたでしょうか?このように、基本動詞と前置詞のコアイメージをちゃんと押さえておけば、それらを組み合わせるだけ、日常で起こりうる様々な出来事を自由に表現することができます。英語力のかなめは「基本語」です。基本語の習得こそ、皆さんの英語力、そして会話力アップの近道になるでしょう。

監修・製作者プロフィール

田中 茂範

慶応義塾大学 名誉教授

英語習得の第一人者で、JICA語学諮問委員会の座長も長らく担当されました。本教材には、田中茂範先生が開発された独自の理論とメソッドが取り入れられており、これまでのオンライン英会話にはない、ビジネスパーソンのための、本格的な英会話教材となっています。