TOEIC®L&R TESTはリーディングスコアを先に伸ばせ!
2024年12月03日 3時51分
ビジネスでの昇格・異動条件やシューカツなど、社会人の英語必要シーンで代表的な指標となっているTOEICⓇL&R TEST(以下、TOEIC)。日本人の平均点は561点*で、中国(571点)や韓国(677点)と比べても高いとは言えず、受験者のみなさまが苦労している様子が伺えます。
スコアを伸ばすには、
「過去問をひたすら解けばよいのか?」
「耳を慣らすトレーニングが必要なのか?」
「高額なコーチングを受けた方が近道なのか?」
などなど、忙しい社会人ならなおさら、よりコスパ・タイパのよい学習法を模索して、頭を悩ませる方も多いことでしょう。
そんなTOEICスコア700点前後ぐらいまでの学習者のみなさまにおススメしたいのが、「リーディングを先に伸ばす」学習法です。
*TOEICⓇの国別平均点出典:TOEICⓇの主催団体であるIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)https://www.iibc-global.org/iibc/press/2024/p257.html
「リーディングを先に伸ばす」学習法
TOEICは通常、「550点」のようにトータルスコアで語られることが多いですが、実はリスニングパートとリーディングパートのスコアの内訳が、大変重要です。
リーディングスコアが250点に満たない場合は、仮に同じ550点でも、単語力、文法力、構文力が十分ではありません。リスニング力をいくら伸ばそうとしても、聴き取った音の意味の把握が追い付かず、リスニング対策だけをしても限界がある可能性が高いです。読んで理解できない文は、リスニングの時にも聴き取れないためです。
リーディングスコア250点を基準として、まずそこに到達するまでは、しっかりと単語や文法の基礎を固めましょう。
では、どうやってリーディング力の基礎を固めるのがよいのでしょうか?
リーディングのスコア別に、2つのケースでご紹介します。
<CASE1>リーディングスコアが250未満で、L>Rのスコアの場合
リーディングスコアの250点未満は、英文を読んでもあまり内容が理解できていない読解力です。
繰り返しになりますが、読んで理解できない文は、聴き取るのは難しいと考えられます。
ですから、このままでは、リスニングもリーディングも伸び悩むことになります。
この段階では、まず単語の基礎力をつけることで、文の読み取りの手がかりを増やし、リーディング力アップを狙いましょう!
<CASE2>リーディングスコアが250以上で、L>Rのスコアの場合
この力がある方は、ある程度の英文を読んでふつうに理解でき、かつ聴き取れている状態です。
ただし、リスニング力の方が高いということは、まだリーディング力を伸ばす余地があるということです。
リスニングと同程度のスコアになるまで、リーディングに重きを置いた学習を進めるのがおススメです。
リーディング力を伸ばすには、「推測と軌道修正」の能力も大切です。頻出の単語力をしっかりと固めきると共に、ディスコースマーカー**などの知識も増やしましょう!
**ディスコースマーカー :文の流れをつかむための「つなぎ言葉」のこと。例:moreover、neverthelessなど
英語学習アプリ「レシピー for SHL」の『TOEICリーディング英単語』を活用ください!
これら2つのケースいずれの方にも活用いただけるように、この度リリースしたのが産経ヒューマンラーニング「レシピー for SHL」アプリの『TOEICリーディング英単語』です。
TOEICのリーディングに頻出の英単語746語を、「英語での短い単語の意味説明」を読んで、該当する「単語」を選ぶ4択テスト方式の勉強方法がおすすめです。ドリル的にサクサク学習。出題も回答もシンプルな英語なので、TOEIC本番で必要な「英語脳」を鍛える瞬発トレーニングができます。
出題される単語は、Part5「短文穴埋め問題」、Part6「長文穴埋め問題」、Part7「読解問題」に頻出の語を厳選しているから、スコアアップに直結します。
リーディングスコアが250点を超え、総合点が500点を超えて来ると、過去問や、リスニングトレーニングを、積めば積むほどスコアが上がりやすくなり、学習もしやすくなってくることでしょう。
リーディングスコアが250点以下の方のための基礎固め
なお、リーディングスコアが250点以下の方は、基礎単語を固められる単語帳もご用意しています。ぜひそちらを活用ください。
初級は総合545点まで以下の方向け、中級は550〜850点の方向け、上級は855点以上の方向けとなっています。
「レシピー for SHL」を使おう!
「レシピー」とは、 株式会社ポリグロッツ が提供している英語学習アプリです。スマホで隙間時間を利用して、リスニング・リーディング・スピーキング・単語・文法を学ぶことができます。
「レシピー for SHL」は、ポリグロッツ社の英語学習アプリ「レシピー」で、産経オンライン英会話Plusの連携コードを入力することで、産経オンライン英会話Plusのレッスンに対応したオリジナルコンテンツを学べるサービスです。
産経オンライン英会話Plusのプラン620以上をご利用中の方は、無料でご利用いただけます。
「レシピー for SHL」の利用開始方法
ご受講にあたっては、アプリのダウンロードやコードの入力を指定の方法で対応いただく必要がございます。
詳細な手順については、以下をご参照の上ご利用開始ください。
すでに、レシピーをご利用中の方で、TOEICのコンテンツが表示されないという場合には、以下より追加方法をご確認ください。
<記事協力>株式会社ナラボー・プレス
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