キッズ英会話講師のワンポイント『海外のお誕生日会』

2024年03月09日 10時00分

キッズ英会話講師のワンポイントでは、子供向け英会話の心得や学習のヒント、海外の子育て文化などをお届けします。

キッズレッスン講師紹介はこちら

本日のポイント

子供達にとって、お友達を招待し、おいしいものを食べて一緒に遊ぶ
“”お誕生日会“”は、年に一度で、とても楽しみなイベントではないでしょうか。

海外に住み、子育てをする中でお誕生日会の日本との違いに驚きました。

まず、大きな違いは大人も子供も楽しめるイベントであることです。

お父さん、お母さん、兄弟姉妹全員での参加も珍しくありません。

たくさんの食べ物やお菓子、飲み物に何とワインやビールまであります。そして、メインがBBQの時もあります。

次にエンターテインメントが多いのです。
プールで泳ぎながらであったり、ダンスが始まったり、マジシャンやピエロが現れることもあります。
子供たちが低年齢のお誕生日会では、Jumping Castleという空気で膨らんだお城型であったり色々な形のものの中で子供たちが飛び跳ねるものがあり、それをレンタルすることが多かったです。

そして、お誕生日会は必ずしも家でするわけではなく、レストランや子供の遊具施設のある公園やジム、景色の良い山に登ってピクニックの時もあります。

このような形態や環境でのお誕生日会なので、人数も多く、時間もとても長いものも多かったです。

帰り際にはparty bagといって、お誕生日会に招いた方が招かれた子供たちに小さな袋を持たせます。

中身はお菓子、小さなおもちゃ、文房具などが入っています。
招待する方もたくさん準備するので大変です。

お誕生日会の大イベントのケーキの時間ですが、やはり歌います。

Happy Birthday to you…私が経験した中では続きがありました。

2番が
How old are you now?
How old are you now?
How old are you now dear○○○?….と続き、

３番は、お誕生日の子供が”I am …years old now…“と歌い返します。

その後、喝さいの言葉として全員で”Hip Hip Hooray“と繰り返し、やっとろうそくを消してケーキを切ります。

最初にケーキにナイフを入れるのは誕生日の子で、周囲が”Make a wish“(願い事をして)と言い、ケーキにナイフを入れながらみんなで叫ぶ…というのが主流でした。

ずいぶん違うと思いませんか？