ネイティブのワンポイント【「遠回しに言う」という意味のイディオム】
2022年06月04日 10時00分
ネイティブ講師のワンポイントレッスンでは、ネイティブにしか聞けない!イディオムやよりナチュラルな言い回しをご紹介していきます。
担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のネイティブ講師です!
ネイティブ講師の紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/native/
TODAY’S TOPIC
本日は“ beat around the bush ”というイディオムについて解説します。
何かを伝えようとしているが、面と向かって言いにくい場合に使います。
誰かに言いにくいことがあり、それを直接言わないようにしていることを表します。「遠回しに言う」と訳すのがピッタリです。
bush(茂み)のaround(周り)をbeat(たたく)=「そっと獲物を追い出す」または 重要な部分を避けて=「要点を外す」というのが由来とされています。
SITUATION
Chris: Tom, as you know the company has been going through difficult times, and we need to look at making some changes.
(トム、ご存知の通り、会社は困難な時期を過ごしています、何かを変えていかなければならない。)
Tom: Stop beating around the bush Chris, what do you want to tell me?
(回りくどく言わないでよクリス、何が言いたいの?)
Chris: Tom, I’m sorry but we have to let you go.
(トム、悪いけど君を辞めさせなければならないんだ。)
※have to let you goは「解雇」と似ていますが、何も悪いことをしていないシーンで使います。
TODAY’S NATIVE TUTOR
Chris先生
英語講師歴10年以上のイギリス出身のChris先生。
初級、中級、上級、どのレベルの学習者へも指導経験が豊富です。
各教材のレッスンや目的に合わせたレッスンはもちろんのこと、特にフリートークを楽しみたい方にはお勧めです。
簡単な単語や文章を使って会話を楽しむ方法を知っているChris先生だから、フリートークに初めて挑戦する方や会話に自信がない方でも、楽しくレッスンが受講できます。