ネイティブのワンポイント【「はやく」という単語の使い分け】

ネイティブのワンポイント【「はやく」という単語の使い分け】

2021年09月16日 10時00分

ネイティブ講師のワンポイントレッスンでは、ネイティブにしか聞けない!イディオムや、よりナチュラルな言い回しをご紹介していきます。
担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のネイティブ講師です!
今回はネイティブ講師Kerry先生の長年の指導経験に基づいて、日本人がやってしまいがちな間違いについて解説します。

ネイティブ講師の紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/native/

TODAY’S TOPIC

early
quickly
fast
soon

上記の単語は日本語では全て「はやく」という意味です。
日本人の学習者が本来は“fast”と言いたい時に“early”を使ってしまっているケースや、その逆などをよく耳にします。

EXPLAIN

early :時間的に早い、思っていたよりも早い時。時代や季節の早い時期。
I woke up early this morning. (今朝は早く起きた。)

quickly :動作が早い、瞬間的に早い時。
I answered quickly. (すぐに答えた。)

fast
 :速度が速い時
Aging society is advancing fast. (高齢化社会が速く進む。)

soon
 :今からすぐに。まもなく。
I will get there soon. (すぐに着きます。)


例えば、「はやく会いたい」と言いたい時はどの単語を選びますか?
――正解は“I wish to see you soon.”です。

感覚的な違いが身につくように、様々なシーン、例文に触れてみてください。

TODAY’S NATIVE TUTOR

Kerry

Kerry先生

本日のネイティブ英語を教えてくれたのは、産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中のKerry先生!
カナダ出身のKerry先生。英語―フランス語の通訳として活躍した後、2005年から日本国内で英語を教え始めました。学生~社会人を対象とした英語講師として教える他、大学の非常勤講師としても英語や異文化コミュニケーションを教える、実力派講師です。