【ワンポイントレッスン】覚えていますか?And とOrの使い分け
2018年06月20日 12時18分
肯定文で使うandは簡単で、二つ以上の何かを並べるときに使います。
例えば“I like tea and coffee”で「私は紅茶とコーヒーが好きです」になりますね。そしてorは肯定文で“You can have tea or coffee”のように紅茶かコーヒーのうちどちらか、という選択肢であるときに使います。これが否定文で使われるとちょっとやっかいです。
ここで今日の会話です。ユリが土曜日と日曜日に開催される音楽フェスにAmyを誘っています。
《今日の会話》
Yuri: Amy, I’m going to a music festival on Saturday and Sunday. There are still tickets available, so you should come with me.
Amy: I can’t go on both Saturday and Sunday.
Yuri: That’s too bad.
Amy: But I can probably go on Saturday.
Yuri: Er, you just said you couldn’t go!
Amyが“I can’t go on both Saturday and Sunday”と言っているので、Amyは土曜も日曜も両方とも行けないんだ、とユリは解釈したのですが、そう言ったそばから「でも土曜日はいけるかも」と言うAmyに、ユリが混乱したのも無理はありません。
英語では否定文で土曜も日曜もどちらも行けない、という場合、“I can’t go on either Saturday or Sunday”と言います。
このorは否定文で使うといずれもダメという意味になります。
Amyが言った“I can’t go on both Saturday and Sunday”は、土曜と日曜の両方はダメだけど、どちらかはOKという意味になります。ちょっと混乱しそうですが、覚えると便利ですよね!
See you next time^^