【やり直し英会話】読み書きに比べて会話が苦手なあなたに!オススメ学習法
2017年08月05日 5時23分
私たちは通常、日本国内において英語を日常的に話すことはありません。よって、読み書きできるレベルと話すレベルには大きな隔たりがある場合がほとんどです。(例えば、読み書きが上級レベルであっても、流暢に話せないケースが非常に多くあります。)
口頭練習無くして、英会話の上達は望めません。口で言うだけでは通じず、紙に書いて見せたら通じた!というパターン、実は日本人にありがちなのですが、このような「発音が苦手」「話してもうまく通じない」という方の場合は、いかに読み書きのレベルに発話のレベルを近づけていくかが勝負ですので、このような方はむしろやるべきことがはっきりしているとも言えます。
読み書きに比べて会話が苦手なあなたに!オススメ学習法
1st ステージ
CDがついている、6単語程度からなる短文のリピート練習から始めます。英検3級、中学英語くらいまでの文法内容で、自分が簡単に感じられる教材を選ぶことが継続のカギです。
この段階では、実際の英会話で使える、場面ごとに簡単な言い回しがたくさん載ったトラベル英会話集がおすすめです。例えば、”Where do you have ~?”(~はどこにありますか?)といった例文。これを一つマスターすれば、単語を入れ替えることで色々な場面で応用できますね。
トラベル英会話集から入ることで、5W1Hの疑問文とそれに対する返答を負担少なく効率よく身につけることができます。このレベルでは、【オーバーラッピング】の練習を継続し、日本語を見たらすぐに英語が出てくるまで、完璧にマスターすることを目標にしてください。
2nd ステージ
トラベル英会話集に載っている文章が即座に英語で出てくるようになったら、ダイアログ形式の日常表現集に移ります。産経オンライン英会話の無料テキストなども活用できますね!
いずれも、あまり長い素材ではなく、少し表現の幅を広げる程度のものにとどめ、日本語を見てすぐに英語で表現できるまで、繰り返しの学習を継続していきます。こなれた言い回しはそっくりそのまま、意味のカタマリ単位で覚えていきましょう。
ここまでのトレーニングで、「英会話に必要な英文構造」がしっかりと体得され、口頭でのアウトプットの時にも、自然に応用できるようになってきているはずです。
オンライン英会話レッスンの予習としても、このレベルまで自分でアウトプット練習を繰り返しておくと、その後の上達のスピードも明らかに変わります。
闇雲にたくさんアウトプットするよりも、基本形を守って応用するシステマティックな学習の方が、英会話力アップの近道です。ぜひ試してみてください。