【英語ライティング】どれだけ親しいかによって変わる宛名 英文ビジネスメールのコツ3

【英語ライティング】どれだけ親しいかによって変わる宛名 英文ビジネスメールのコツ3

2017年07月17日 23時43分

インターネットの普及により、ビジネスシーンでも、頻繁にEメールで海外の取引先などと連絡を取るようになりました。

しかし、英文のビジネスメールは、日本語のビジネスメールと少し書き方が異なります。今回も、英文ビジネスメールを書くときのコツをご紹介します。

 

ビジネスメールはまず重要な用件から

日本語のビジネスメールや文書の場合、まず挨拶から始まり、その次に遠回しな状況報告などが続き、最後の方にやっと一番重要な用件を述べる傾向にあります。

英語の場合、遠回しな言い回しはあまり好まれず、最初からまず用件や結論を述べる傾向にあります。日本人にはストレート過ぎて最初は慣れないかもしれませんが、具体的で端的な文章から始まるので、相手にすぐに用件を理解してもらえるという利点もあります。

 

「用件を表すキーワード」を使おう!

英文ビジネスメールでは、まず用件を表すキーワードを使った文から書き始めることを意識しましょう。用件により書き始め方も異なります。以下の例文を参考にしてみてください。

<例文>
I have an enquiry regarding the new sample you sent us last week.
先週送っていただいた新しいサンプルについてお伺いします。

I am writing regarding the ABC project budget plan.
ABCプロジェクトの予算計画についてお尋ねします。

As per our discussion over the phone, we would like to go ahead with the new project.
電話での議論の通り、新しいプロジェクトを始めたいと思います。

This is a reminder that the due date of product 123 is in 2 weeks.
商品123の納期が2週間後に迫っていることをお知らせいたします。

 

“Enquiry”(問い合わせ)”Regarding”(~について)”As per our discussion”(先日の議論の通り)”Reminder”([先方に思い出させるための]通知・リマインダ)は、ビジネス英語では頻繁に使われます。ぜひ覚えておきましょう。

遠回しな言い方を嫌う英語では、ビジネスメールでもストレートな表現が好まれます。

英文ビジネスメールでは、書き始めの一文に用件をまとめることを心がけましょう。

 


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