韓国旅行経験者の約48%が「韓国語が話せたら良かった」と実感。旅行前に学んだことがある人はわずか約14%
2026年05月29日 10時22分

■旅先で感じる「言葉の壁」、韓国語学習へのリアルな意識を調査
近くて行きやすい海外旅行先として、長く人気を集めている韓国。
グルメや買い物、観光など楽しみ方はさまざまですが、現地で過ごすなかで「韓国語が少しでも分かれば、もっと楽しめたかも」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
注文や買い物、道案内などの場面では、ちょっとした韓国語が分かるだけでも旅の安心感や楽しさは変わります。一方で、旅行のために韓国語を学ぼうと考える人は、実際にどれくらいいるのでしょうか。
ということで今回はオンライン韓国語NEIGHBORと共同で、事前調査で「韓国旅行に行ったことがある」と回答した全国の男女154名を対象に「韓国旅行と韓国語の必要性」についてのアンケートをおこないました。
「韓国旅行と韓国語の必要性に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年5月13日 ~ 5月20日
調査対象者:事前調査で「韓国旅行に行ったことがある」と回答した全国の男女
有効回答:154サンプル
質問内容:
質問1:韓国旅行中に「韓国語が話せたら良かった・話せて良かった」と思った経験はありますか。
質問2:具体的にどのような場面で感じましたか。
質問3:韓国旅行の前に、韓国語を学んだ経験はありますか。
質問4:どのような方法で韓国語を学びましたか。(複数選択可)
質問5:韓国旅行で役立つフレーズ(注文、買い物、道案内など)だけでも学びたい・学ぶべきだと思いますか。
質問6:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■48.1%が「韓国語が話せたら良かった・話せて良かった」と思った経験があると回答
まず、韓国旅行中に「韓国語が話せたら良かった・話せて良かった」と思った経験があるかどうかを聞いてみました。

その結果、「何度もあった」が14.3%、「時々あった」が33.8%で、合わせて48.1%の方が言葉に関して何らかの実感を持った経験があると回答しました。一方で「あまりなかった」が28.6%、「まったくなかった」が23.4%となっています。
韓国旅行を経験した人のおよそ半数が、現地で言葉にまつわる不便さや、韓国語が通じることの安心感を感じていることがわかります。
では、具体的にはどのような場面でそう感じたのでしょうか。
経験がある方に聞いてみたので、一部を紹介します。
具体的にどのような場面で感じましたか。
・レストランの注文。(20代・女性)
・市場に行ったとき意思疎通が難しかった。(20代・女性)
・店員さんに質問したい時やお願いするとき。(30代・女性)
・買い物や飲食店でこちらから質問があったとき。(30代・女性)
・地下鉄で貧血で倒れて、救急車を呼ばれた時。日本語が話せる人がいて助けてくれて、助かりました・・・。(50代・女性)
・田舎のホテルで、日本語も英語も通じなかった。(60代・男性)
飲食店での注文や市場での買い物、店員さんへの質問など、旅行中の身近なやりとりで言葉の壁を感じる人が多いようです。
特に目立つのは、観光地そのものではなく、人と直接やりとりする場面で困ったという声です。注文する、質問する、お願いをする。どれも短いやりとりですが、言葉が通じないと不安を感じたり、旅の流れが止まってしまったりすることもあります。
なかには、体調を崩して救急車を呼ばれたときの経験を挙げた方もいました。
楽しい旅行の場面だけでなく、いざというときに言葉が通じる安心感は、想像以上に大きいのかもしれません。
■86.4%が「韓国旅行の前に韓国語を学んだ経験はない」と回答
続いて、韓国旅行の前に韓国語を学んだ経験があるかどうかを聞いてみました。

その結果、「ある」が13.6%、「ない」が86.4%となりました。
先ほどの質問では、約半数の方が韓国旅行中に「韓国語が話せたら良かった・話せて良かった」と感じた経験があると回答しています。しかし、実際に旅行前に韓国語を学んだことがある人は1割強にとどまりました。
「韓国語が分かれば便利そう」と感じていても、旅行前に学習を始める人はまだ少ないようです。
必要性を感じる気持ちと、実際に準備する行動の間には、大きな差があることがうかがえます。
■学習方法は「書籍・参考書」が66.7%で最多
続いて、旅行の前に韓国語を学んだ経験がある方に、どのような方法で学んだのかを聞いてみました。

最も多かったのは「書籍・参考書」で66.7%でした。
次いで「YouTubeなどの動画コンテンツ」が33.3%、「韓国ドラマ・K-POPなどから独学」が28.6%と続きます。
さらに「対面の語学スクール・教室」と「韓国人の友人やパートナーから学んだ」がそれぞれ19.0%、「スマートフォンアプリ」と「その他」がそれぞれ4.8%となりました。
書籍を中心としながらも、動画やドラマ、K-POPといった身近なコンテンツから自然に学ぶスタイルが一定数を占めています。好きなものを入り口にした学習が、語学への入りやすさにつながっているとも言えそうです。
■55.2%が「旅行で役立つフレーズだけでも学びたい・学ぶべき」と回答
最後に、韓国旅行で役立つフレーズ(注文、買い物、道案内など)だけでも学びたい・学ぶべきだと思うかどうかを聞いてみました。

その結果、「ぜひ学びたい・学ぶべき」が12.3%、「機会があれば学びたい・学ぶべき」が42.9%で、合わせて55.2%の方が前向きな意向を示しました。一方で「学びたいと思わない・学ぶ必要はない」が44.8%となっています。
意見はおよそ半々に分かれる結果となりました。
学びたい・学ぶべきだと回答した理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
学びたい・学ぶべきだと回答した方
・あらゆる所で使えるから。(20代・女性)
・韓国語が話せたら便利だろうから。(20代・女性)
・旅がもっと楽しくなるから。(30代・女性)
・韓国語をしゃべれたらいろいろな人とコミュニケーションできていいなと思ったから。(30代・男性)
・韓国と接する機会が世間は多いので何かに活きそうでした。(40代・女性)
・現地で役立つ。(50代・男性)
「便利だから」「現地で役立つ」といった実用面の理由に加え、「旅がもっと楽しくなる」「いろいろな人とコミュニケーションできる」といった声も見られました。
韓国語を学ぶことを、単に不便を減らすためだけでなく、旅の楽しみや現地の人との交流を広げる手段として考えている人も多いようです。
■まとめ
今回の調査では、韓国旅行を経験した人のうち48.1%が「韓国語が話せたら良かった・話せて良かった」と感じた経験があるとわかりました。一方で、旅行前に韓国語を学んだ経験がある人は13.6%にとどまっています。
それでも、旅行で役立つフレーズだけでも学びたい・学ぶべきだと考える人は55.2%にのぼりました。注文や買い物、道案内などの短いやりとりが少しスムーズになるだけでも、旅の安心感や楽しさは大きく変わります。
韓国旅行をより楽しみたい方は、書籍や動画、オンラインレッスンなど、自分に合った方法で簡単な韓国語に触れてみるのもよいのではないでしょうか。



