TOEIC700点超えを目指す!スコアアップ完全ガイド

TOEIC700点超えを目指す!スコアアップ完全ガイド

2025年04月22日 11時45分

TOEICの点数で3ヶ月で200点アップしたなどの例は確かにありますが、実際にTOIEICのスコアを上げるのはそんなに甘くないのも事実です。

しかし、TOEICは大変だからこそ楽しさもあります。
目標スコアを超えたときの達成感や外国人の言っていることが聞こえるようになる楽しさ、点数によって海外出張の権利を勝ち取るなど、一生懸命TOEICの勉強をした後は決して無駄にならないのです。

仕事の昇格、海外の事業拡大、就職・転職活動でTOEICの点数が”急に必要に!”となる前に自分のレベルに合った勉強法でスコアアップを目指しましょう!

全8回のスコアアップガイド

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TOEICスコアアップの全体像をつかめ!

TOEICのスコアを伸ばすためには、まず試験の全体像を理解することが第一歩です。
試験形式や出題傾向を掴むためには、本番に近い模試を解くことが何より大切です。
特に、公式問題集は本番に最も近いクオリティなので、必ず手に入れておきたい教材です。

2024年7月時点で公式問題集は全11巻が出版されています。
初めて学習を始める方はどこから手を付けていいか迷いがちですが、まずは8・9巻からスタートし、徐々に10・11巻へ進めるのがおすすめです。少し古い巻でTOEICの形式や解き方に慣れたうえで、最新傾向に近い問題に取り組むことで、自分の実力を正確に把握しやすくなります。

次に大切なのは、リスニングとリーディングのセクションごとに、自分のスコアレベルに合った対策を取ることです。

リスニング対策

【初級(5〜200点)】

リスニングが苦手な方や初心者は、いきなりTOEICの音声に取り組むのではなく、英検5級〜準2級レベルのやさしい英語で耳慣らしをするのが効果的です。
TOEIC®の教材ではなく、英検®の教材を選び、英検®5級から準2級までのリスニング学習が、初心者にはベストなのでぜひ取り組んでみてください。
内容がシンプルでスピードもゆっくりな教材を選ぶことで、英語の音に対する基礎体力を養うことができます。

【中級(200〜400点)】

ある程度英語に慣れてきたら、Part3・4のような長めの会話や説明文を理解するトレーニングが必要になります。
音声スクリプトを見ながら聞く「シャドーリーディング」や、自分の音読を録音して正しい発音と比べるトレーニングも効果的です。音の変化や聞き間違いのクセを直すことで、聞き取り力は大きく向上します。

【上級(400〜495点)】

スコアが高くなるほど、リスニング力の伸び悩みを感じる方も多くなります。
そんなときは、あえて「先読みせずに」問題を解くトレーニングが有効です。
理解度80%前後で正答している人は、残りの20%の聞き逃し部分に集中して弱点を潰しましょう。

リーディング対策

【初級(5〜250点)】

まずは語彙と文法の基礎固めから。Part5(短文穴埋め)を中心に、半分以上正答できることを目指します。
Part6・7も、Part5の文法知識が活きてくるため、まずは基礎の徹底が大切です。

【中級(250〜400点)】

文の意味が何となく理解できても、正確に設問に答えるのが難しいという壁に当たりがちです。設問と本文の「言い換え表現」に注目して読み取る練習を重ねると、設問の意図を素早くつかめるようになります

【上級(400〜495点)】

時間配分が課題になるレベルです。400点台中盤までの方は、試験時間内に解き終わらないことも多いため、解答ペースの調整と基礎の完成度アップが必要です。470点以上を狙うには、語彙力と読解スピードをさらに上げ、過去問演習を重ねながら同じミスを繰り返さない復習サイクルを作ることが重要です。

あなたの努力は、必ず英語力という財産になって返ってきます。
点数に一喜一憂せず、自分に合った学習法を信じてコツコツ取り組むこと。
これこそが、遠回りのようで最短のスコアアップ法です。


TOEIC500点突破の最短ルート!確実にスコアを伸ばす方法とは?

近年、TOEICの日本人平均点は少しずつ上がっているものの、依然として世界的に見れば低い水準にあります。
2022年度の日本の平均点は561点で、韓国(676点)やフィリピン(749点)と比べてもまだ差があります。
だからこそ、TOEICで500点以上を取得すれば、他の受験者との差別化が可能です。

TOEICで500点を目指すには、単に机に向かって黙々と勉強するだけではなく、「楽しみながら継続する工夫」が非常に重要です。
まずは避けるべき学習スタイルを知り、自分のレベルに合った方法で効率よく学ぶことが求められます。

レベル別対策のポイント

TOEICで500点を狙うには、中学〜高校英語の基礎をしっかり身につけることが必要です。とくにリーディングでは、Part5の文法・語彙問題で得点しやすく、これを軸に学習を進めると良いでしょう。

リスニング対策では、最初からTOEICの音声に取り組むのではなく、やさしい英語で耳を慣らすステップが効果的です。
英検レベルの教材や、ゆっくり話す音声素材などを活用するのがポイントです。

TOEICで200〜400点台の方は、一度中学英語の教材を見直してみると、自分に足りない基礎が明確になります。
難しすぎる教材に手を出す前に、簡単な文法・語彙の再確認をしておくことで、学習効率が高まります。

オンライン英会話を活用する

「TOEICの点数が上がってから英会話」と考える方も多いですが、実際には英会話を通じてリスニングや文法力を高める方が、500点に近づく近道です。オンライン英会話を使うメリットは主に3つあります。

①リスニング力アップ 

講師の話す英語を理解しようとするうちに、自然とリスニング力が鍛えられます。

②文法力の強化

中学・高校英語を実際の会話で使うことで、TOEICに必要な文法力が定着します。

③英語学習の楽しさを実感できる

学習の継続には「楽しさ」が不可欠。英会話を通じて達成感を感じることがモチベーションになります。

コーチングの活用も視野に

コーチングは、「勉強の病院」のようなものです。
自分だけで学習計画を立てるのが難しい方や、モチベーションが維持できない方には特におすすめです。
専門的な知識を持つコーチのサポートのもと、効率よく英語力を高められるのが最大の魅力です。

病院に行けば医師から治療法を聞き、薬をもらい、安心して帰宅します。
英語コーチングも同じように、指示された通りに実行することで実力がついていきます。結果が出ることで安心感も得られるため、学習の継続にもつながります。

TOEICの点数を効率よく上げるには、こうした「専門家からの助言とサポート」が鍵となります。

TOEIC500点を取るために、無理な詰め込み学習をする必要はありません。
むしろ、英語を楽しく学びながら、正しい方法で積み上げることが一番の近道です。

・中学英語をベースに基礎力を固める
・オンライン英会話で実践力を養う
・必要に応じて英語コーチングの力を借りる

これらを上手に活用すれば、TOEIC500点は決して遠い目標ではなくなります。
自分のペースで無理なく、でも着実にスコアアップを目指しましょう


TOEICリスニング Part1・2攻略|聞き取れない理由とその対策

TOEIC®L&R TESTのリスニングセクションはPart1「写真描写問題」とPart2「応答問題」から始まります。
リスニングが苦手な方は、この序盤のパートで得点を落としがちですが、ここを攻略できればスコアアップの大きな足がかりになります。

Part1「写真描写問題」の対策

写真描写では、人物の動作や物の配置を説明するナレーションが流れます。
対策のコツは、動作の進行形(is walking, are sitting)や背景描写での現在完了形(has been placed)など、
文法パターンに慣れること。
また、英検®3級~準1級の二次面接対策用の写真描写教材を活用すると、表現の幅を自然に増やせます。

Part2「応答問題」の対策

Part2は短い質問に対する自然な返答を選ぶ形式です。「Who」「When」「Why」などの疑問詞を聞き取る力が特に重要です。文頭の疑問詞を聞き逃すと選択肢の判断ができません。Yes/No疑問にもパターンがありますので、日常英会話を通じて慣れておきましょう。

聞き取れない理由とその対策

リスニングが苦手な理由は人それぞれ異なります。以下のような原因とその対策を把握することで、効果的な学習が可能になります。

原因 対策
単語を知らない ボキャブラリーの強化(英検3級レベルから)
単語の読み方が分からない 単語帳の音声で発音確認
音のつながり・消失に弱い 英会話レッスンで実践的に慣れる

TOEICでは“聞こえない”と感じた部分を放置せず、「なぜ聞こえなかったのか」を分析する姿勢が重要です。
テクニックに頼るのではなく、基礎力の底上げを意識しましょう。

英検®リスニングの活用

TOEIC初心者には、英検®3級〜準2級のリスニング教材を使うのが効果的です。
スピードが比較的遅く、単語や文法もTOEICに通じるため、基礎固めにぴったりです。

オンライン英会話の活用

聞き取る力を育てるには実際の会話が有効です。オンライン英会話では、先生の言うことを理解しようと集中するため、自然とリスニング力が養われます。英語を話すことで、英語の音にも敏感になり、Part1・2の聞き取りにも効果を発揮します

このように、自分の弱点を正しく把握し、目的に合ったトレーニングを重ねることがPart1・2攻略への近道です。単語・音声・会話といった基礎を楽しみながら身につけ、得点源に変えていきましょう。


リスニング Part3・4攻略|会話と説明文の聞き方のコツ

TOEICリスニングの後半に登場するPart3(会話)とPart4(説明文)は、長文形式のため集中力と聞き取り力が求められます。効率よく得点を伸ばすには、「設問と選択肢の先読み」+「リスニングトレーニング」が鍵になります。

Part3 会話問題のコツ

Part3は2~3人の話者による会話を聞いて答える問題です。内容はビジネスシーンやサービス場面などが多く、登場人物・場所・目的を意識しながら聞くのがポイントです。
解答のヒントは、そのまま出てくる単語や少し言い換えられた単語に隠れています。設問や選択肢の先読みを行うことで、会話のどの部分が解答に直結するかを把握しやすくなります。

Part4 説明文問題のコツ

Part4は1人の話者によるアナウンスやスピーチが中心です。長文で情報量が多いため、話の構成や流れを意識して聞きましょう。こちらも設問・選択肢の先読みをして、どんな情報が必要なのか頭に入れておくと、聞き逃しが減ります

スコアアップのためのトレーニング

中・上級者におすすめのトレーニングは以下の3つです:

オーバーラッピング:音声に合わせてスクリプトを声に出して読む練習。発音やリズム、速さに慣れるのに効果的。
ディクテーション:聞こえた英語を書き取ることで、自分の弱点(特定の音や単語)を発見できます。
シャドーイング:音声を聞いて、数秒遅れて真似して発話する練習。リスニングの短期記憶力と集中力が鍛えられます。

これらを段階的に取り入れることで、聞き取り力が根本から向上します。

リスニングPart3・4は難易度が高めですが、適切な準備とトレーニングを積むことで確実に克服できます。「聞き方を工夫し、聞き取れない原因を分析して対策する」という姿勢が、スコアアップの近道です。


効率的な学習法と教材選び

TOEIC500~600点は超えられるのに700点の壁を越えられない方は「TOEIC®L&R TEST対策プログラム」がおすすめ。
TOEIC対策専任コーチがあなただけの学習計画表を作成し、完全オンライン形式でトレーニングを行います。

コインプランに加入中ならTOEIC®L&R TEST対策プログラムを30%OFFで申し込みできます!

TOEICの受験経験がない方は、目標スコア別に学べるオンラインeラーニング「TOEIC®L&R TEST対策」もおすすめ。
470/650/730点を目指して、リスニング・リーディング・語彙演習がバランスよく組まれています。

TOEICのスコアアップは簡単ではありませんが、だからこそ成長の実感が得られる試験です。
目標を超えたときの達成感、聞き取れる喜び、そしてキャリアの広がり。焦らず、あなたのペースで取り組んでください。