日本人講師のワンポイント【be good at/be good with どう違う?】

日本人講師のワンポイント【be good at/be good with どう違う?】

2023年01月05日 10時00分

明けましておめでとうございます。本年もスタッフ・講師一同、皆様の英語学習を心より応援いたします!
2023年最初のブログは日本人講師のワンポイントレッスンをお届けします。
日本人講師のワンポイントレッスンでは、外国人講師にはなかなか聞くことが難しい英文法や英語学習の質問について解説していきます。
解説を担当するのは産経オンライン英会話Plusでレッスンを提供中の日本人講師です!

日本人講師のご紹介はこちら
https://human.sankei.co.jp/ourtutors/japanese/

本日の質問

ビジネス英会話 English Business Conversation A2 Lesson9
You are really good with languages.「あなたは語学に堪能ですね」
というフレーズがありますが、be good at ~ 「~が得意」とは意味が違うのでしょうか?

ビジネス英会話教材はこちら
https://human.sankei.co.jp/textbook/business-conversation/A2/

解説

be good atbe good withは、どちらも「~が上手・得意である」と訳されますが、意味とニュアンスが少し違うので、使い分けが必要です。

まず皆さんがよくご存じのbe good atは、
①学科・スポーツ・芸術などが得意である
②スキルを伴う行動が上手・得意である、又は特技である

という時に使われます。
I’m good at math.「数学が得意です」
I’m good at taking care of children. 「子どもの世話をするのが上手です」
のような例で使うことができますね。

一方be good withは、人や物の扱いが得意・上手・巧み、扱いに長けているという意味になります。
I’m good with numbers.「数字に強いです」
I’m good with children.「子どもの世話が上手です」
と、先ほどのbe good atを使った文とほぼ同じことを言い表すことができますが、ニュアンスが微妙に違います。
numbersの例では、「数字の扱いが得意」→「数字に強い」という意味になり、
childrenの例では「子どもの扱いが上手」→「子どもの世話が上手」「子どもに慣れている」というような言い方になります。
good withを使ってよく表現されるものには、他にも次のようなフレーズがあります。
good with money「お金のやりくりが上手い」
good with one’s hand「手先が器用」
good with words「言葉が巧み」
good with directions「方向感覚に優れている」

本日の講師

Tomoko先生

こんにちは!ともこです。カナダのバンクーバーに10年以上住んでいたことがある英語教師&医療通訳者で、旅行通訳やビジネス通訳などもおこなっています。実際の生活の中で話す「生きた英語」を身に着けていただけるよう、情熱を持ってお教えしています。
自らもまったくゼロの状態から英語を学んだ経験から、英語の習得がどれだけ大変か、しかし一方でどれほど楽しいかも、よくわかっています。英語学習のゴールにたどり着くお手伝いをぜひさせてください!
お会いできるのを楽しみにしています。