【話してみよう Japaneseライフ】 建てる erect
2020年10月21日 10時46分
英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」は「Tokyo Torch: Mitsubishi Estate to Build Japan’s Tallest Building in Tokyo(三菱地所が高さ日本一の高層ビル計画)」との見出しで、東京駅前に計画中の日本で最も高い390㍍の高層ビル「トーチタワー」を紹介している。
「トーチタワー」は、東京駅日本橋口前のプロジェクト「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」のシンボル的存在。記事では天まで届く塔の建設を目指した「バベルの塔」の物語を引き合いに出している。
建物を「建てる」「建設する」と言う意味の英単語は「build」「erect」「construct」などがある。「build」は、材料や部品を用いて、徐々に作り上げるという意味を持ち、建物や橋梁など大きな建造物を建設するときに適している。
「erect」は「build」に比べると見慣れない単語だが、「直立させる」「立てる」といった表現で使われることが多い。例えば、ゴルフのピン(旗竿)を立てるときは、「erect a flagstaff」などと言う。建造物を建てるケースで「erect」を使う場合は、高い塔や高層ビルなど建設したり、記念的な建造物建てる場合に適している。 一方、「construct」は、設計に基づいて建造したり、構造物を組み立てるという意味。名詞の「construction」を使って、建設会社のことを英語で「construction company」と言う。日本では大手の建設会社のことを「ゼネコン」と呼ぶ。「general contractor(総合工事事業者)」の略語と言われているが、欧米とは大規模工事の発注・請負の仕組みが違うので、ゼネコンを外国人に説明する場合は「major construction company(大手建設会社)」と訳すと通じやすい。
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