【話してみよう Japaneseライフ】devastate 荒廃させる

【話してみよう Japaneseライフ】devastate 荒廃させる

2020年04月22日 00時01分

【話してみよう Japaneseライフ】devastate 荒廃させる

英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」は、「9th Anniversary of 3.11 Reminds Us to Build A Crisis-Resistant Japan」(3・11から9年 危機に強い日本をつくれ)との見出しで、東日本大震災の経験から学んだ教訓を生かし、危機に強い日本をつくることの重要性を説いている。

「devastate(荒廃させる)」という動詞や「devastated(打ちひしがれた)」という過去分詞は、災害を報じするニュースでよく見かける単語だ。例えば、「an earthquake-devastated district」で震災の被災地を示すほか、「I was devastated by my mother’s death」で、「私は母の死で打ちひしがれた」という意味になる。

「悲しい」や「悲しみ」を表す言葉としては、「sad」や「grief」がよく使われるが、身近な人の死や災害によって大きな損失を受けた時など「sad」や」「grief」では表現しきれい「大きな悲しみ」を表すときに、「devastated」が多用される。

同じような意味と使い方をする単語としては、「shattered」(粉々に砕かれる)がある。shatteredも、とても大きなショックを受けたり、怒りで取り乱した(extremely shocked and upset)時に使う。

他動詞の原形のshatterは、「ガラスなどを粉々に割る」「夢や希望を踏みにじる」などの意味を持つ。過去分詞として使うと、「I am  shattered by grief(私は悲しみに打ちひしがれている)」などとなる。  また、大切な人を無くしたり、被害に遭った人達に対し、お悔やみの言葉をかけるときは、「I’m sorry for your loss」や、「My condolences」などの表現がある。

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