【話してみよう Japaneseライフ】starting point 原点
2020年02月12日 3時33分
英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」は、「INTERVIEW | Architect Kengo Kuma Weaves Nature Into New National Stadium’s Design」(隈研吾さんインタビュー 新国立「空調機に頼らず」「日本建築の特徴」)の記事を掲載、新国立競技場を設計した隈さんの建築家としての原点などを紹介している。
原点は、出発点と言う意味で「starting point」と言う。日本語で「初心忘るべからず」のことわざがあるが、英語で表現すると、「Don’t forget your first resolution」と言う。「resolution」は、「決意」のことで、「最初に決めたこと」をやり遂げることの大切さ指摘している。語尾を「initial enthusiasm」(最初に抱いた熱意)に変えても、似たような意味になる。
人生には「原点」もあれば「転機」もある。「転機」は「turning point」で、カタカナ英語の「ターニングポイント」と同じ意味。転機とは、「人生が変わるきっかけとなるものごとが起きること」で、「良い方向に変わる=change for the better」の場合に使われることが多い。また、人生の「好機」は、「opportunity」や「chance」を使う。
人生の分かれ目のことを「分岐点」や「岐路」と言うが、英語では「crossroads」(十字路)を使う。人生の岐路に立つは「stand at the crossroads」で言い表せる。
1964年の東京五輪で、丹下健三さんが設計した代々木競技場を見て建築家を志した隈さん。自身が設計した新国立競技場が、次の世代の建築家の「転機」になるかもしれない。
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