【話してみよう Japaneseライフ】炎上 flaming

【話してみよう Japaneseライフ】炎上 flaming

2019年10月30日 03時19分

島根県東部の奥出雲地方で今も行われている、いにしえの鉄生産技術「たたら」製鉄について、英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」は、「Fuelling a Thousand-Year Flame with Traditional Iron Bellows in Unnan, Shimane(伝統を継ぐ千年の炎 たたら製鉄島根県雲南市)」との見出しで、その美しい炎の様子を紹介している。

鉄の生産などの際、燃え上がる「炎」は、英語の名詞では「blaze」と言う。「blaze」は、「燃え立つ」という動詞としての意味もある。また、炎が燃え立っている様子を表す形容詞は「ablaze」となる。

日本語の「火」と「炎」の違いには諸説あるようだが、一般的に「炎」は火の先端部や火がめらめらと燃えている状態を表すなどとされている。英語では両者に明確な区別はなく、「fire」「flame」「blaze」などで表現できる。

また、「fuel」は名詞で「燃料」を意味し、動詞では、「燃料を供給する」という意味になる。動詞では「(怒りや憎しみなどの)感情を刺激する」という意味としても使われる。例えば、「fuel anger」で「怒りをあおる」という意味になる。

火にまつわる言葉は、日本語でも「燃えるような恋」「恋い焦がれる」などと恋愛感情を表す場合があり、英語でも、「flame」で「恋人」の意味がある。例えば、「an old flame of his」で「昔の恋人=元カノ」となる。

一方、インターネットのブログのコメントなどに批判が殺到することを日本ではネット用語で「炎上」というが、英語でも同じく「flaming」と言う。

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