【職場で使える英会話】”So”に代わる表現を覚えてビジネス英語に磨きをかけよう!
2017年05月29日 11時33分
日常英会話でよく使われる単語”So”。文頭に使われる場合、「だから」という意味になります。しかしとても口語的なので、ビジネスではカジュアルになりすぎてしまいます。今回は、ビジネスシーンでよく使う”So”に代わる表現をご紹介します。
“So”に代わる表現とは
日常の英会話でもよく使われる”So”。文章と文章を繋げるのに非常に便利なので、英会話初心者の方も頻繁に使われているのではないでしょうか。しかし、ビジネスシーンでは、より論理的な文章を述べることが必要とされますので、”So”では少し口語的過ぎてしまいます。
“So”に代わる代表的な単語に“Hence”, “Therefore”, “Thus”の3つがあります。詳しく見ていきましょう。
Hence
“Hence”には、「○○に起因して」という意味があります。「だから」をもう少し具体的に、また論理的に説明したいときに使われます。
<例文>
Richard and Scott started this business, hence the name ‘RiSC Corporation’.
リチャードとスコットがこのビジネスを始めたので、『リスク株式会社』という名前になりました。
Therefore
“Therefore”は日本語に訳すと「したがって」という意味になります。前の文章の結果として、次の文章のような結論にたどり着いた、と言いたいときに使われます。
<例文>
There is 10% drop in sales this month.
Therefore, we have to reset the budget for next month.
今月は、売上高が10%下がっています。
したがって、来月の予算を再設定しないといけません。
Thus
“Thus”も”Therefore”と似ていて「したがって」という意味があります。しかし”Thus”の場合は、前の文章の自然な流れの結果として、次の文章のような結果になった、というときに使われます。
<例文>
They successfully developed the new computer system.
Thus, online ordering has become easier.
彼らが新しいコンピューターシステムの開発に成功しました。
それにより、オンライン注文がより簡単になりました。
今回ご紹介した3つは、どれも日本語に訳すと「それゆえに」という意味の単語ですが、使い方が場合によって少し異なります。
“So”を使おうと思ったときは、文章の意味や流れを考えながら、”Hence”, “Therefore”, “Thus”に置き換える練習をして、よりビジネス英語力をアップさせましょう。