英語の勉強を続けやすい方法!大切なポイントやおすすめのツールを解説
2024年09月03日 6時01分
海外旅行で英語がわからず、困った経験はありませんか。英語に触れる機会があるたびに勉強したいなと思っても、続かないからと諦めている方も多いのではないでしょうか。しかし、海外旅行を楽しんだり、英語で行われる会議に参加したりするには英語の勉強は必要です。
継続させるのが難しいと思われやすい英語の勉強は、学習方法のポイントを押さえることで、続けやすくなります。また、日常会話やビジネス英語など、習得したいレベルを明確にして目標を設定することで効率よく学べます。
自分にとって続けやすい、独学だけでは学びきれないポイントを押さえられるツールを利用して、スムーズに英語の学習を進めましょう。
そこで今回は、英語の勉強を続けるためのコツを解説します。また、目標設定の例を紹介していますので、自分が英語を勉強したい目的に近い例を参考に、目標を立ててみましょう。勉強におすすめのツールも紹介していますので参考にしてください。
英語の勉強が続けやすい方法は?
英語の勉強を継続させるポイントは、毎日英語に触れることです。毎日英語に触れるための勉強法を紹介します。
英語の勉強がしやすい環境を作る
まずは英語を勉強しやすい環境を整えましょう。自宅の勉強スペースは整理整頓し、英語の勉強に必要なツールを使いやすい場所に設置します。勉強に不要なものは、別の部屋に移すか遠ざけて、勉強中は目に入らないようにしましょう。
英語は自宅以外でも勉強できます。通勤時間など外出中のスキマ時間を利用した学習も、持ち出しできる勉強ツールを使えば可能です。通勤カバンに教材や洋書を入れておいたり、英語学習アプリをインストールしておいたりすると良いでしょう。
このように、英語の勉強ツールは常に英語に触れられるよう、身の回りにセッティングしておくのがおすすめです。反対に、集中力が途切れないよう、ゲームや漫画など誘惑になりそうなものは勉強場所から離しておきましょう。
より英語の勉強を続けやすくするには、始める前に学習目標を立てておくのがおすすめです。何のために勉強するのかを明確にすることで、勉強に対するモチベーションが高まります。
英語で日記を書く
英語の思考力を高めるために、毎日つける日記を英語で書くと良いでしょう。しかし、日記は日本語でも続けるのがなかなか難しいものです。そのため、英語で日記を書くには、以下のポイントを押さえましょう。
・毎日決まった時間に書く
時間はいつでもかまいません。日記は1日の終わりに書くものと思われやすいですが、朝のほうが書く時間が取れて続けやすいと感じるのであれば朝でも良いでしょう。
・ボリュームは無理なく継続できる3行程度にする
当日のまとめ・出来事の内容・出来事への感想と、3行の型を作っておくと書くハードルが下がって続けやすくなります。
・アプリやSNSなど手に取りやすいツールを利用する
日記はノートに書くものと決めつける必要はありません。スマホを使った日記を続けられるのであればスマホのメモ機能やカレンダーにつける、SNSにアップする、日記アプリを利用するなどの方法で書きましょう。
英語の日記を継続させるポイントは、短い内容でも書く習慣をつけることです。日記を書くことで、インプットしたものをアウトプットできるだけでなく、英語を使った表現力の幅が広がります。
関連記事:英語日記の書き方と成功のポイント
自分の好きなジャンルにする
多くの方は、ゲーム・映画・YouTube・漫画など、さまざまなコンテンツを日本語で利用しています。しかし、英語を習得するのであれば言語を変更して利用してみましょう。
漫画であれば、日本の漫画を英語で読めるアプリが便利です。映画は日本語吹き替え版ではなく、字幕版で見ると良いでしょう。始めは大変だと思っても、続けることでリスニング力が高まります。
SNSを英語で投稿する
日記を書くツールとしてSNSの利用をおすすめしたように、日常でのSNS利用も英語でチャレンジしましょう。毎日頻回SNSで呟いている方は、英語に切り替えるだけで大幅に英語力をアップできます。
SNSの内容は多くの方が目にするものです。そのため、投稿するときに正しい英語で書こうという意識が働き、自然に英語の勉強を前向きに進められます。
SNSであれば、同じ英語学習を目的とした仲間を見つけられたり、日本以外の国に住む友達もできたりするため、より英語に触れる機会が増えるでしょう。また、お互い刺激し合え、より勉強に身が入ります。
また、SNSを利用していれば、英語の勉強に関する情報も入手できます。独学で勉強していてわからないところがあっても、質問を投げかけるとフォロワーの誰かが答えてくれるかもしれません。利用する教材やスクールなどに迷っていても、参考になるアドバイスももらえます。
短い英語の動画を繰り返し見る
映画やドラマなど、長いストーリーを英語で見るのはまだ難しいと感じる場合は、短い英語の動画を繰り返し見るのがおすすめです。短い動画であれば、ひとつの短編ストーリーを繰り返し観られるため、英会話全体の流れも学べます。
動画を選ぶ際のポイントがあります。
- 繰り返し聞きやすい数分のもの/ストーリーが数分で区切られているもの
- 自分が聞き取りやすいと思えるスピードのもの
- 興味のあるストーリーのもの
興味のないものでは、いくら繰り返しやすい動画であっても身につきにくくなります。英語に慣れるまでは、内容を知りたいと思えるような動画を選びましょう。
聞き取れるようになったら、セリフを真似して声に出しながら観ます。声に出す勉強方法であれば、頭に残りやすく定着率が高まるでしょう。
勉強の学習記録をつける
どれくらいの時間勉強したのか、どんな内容を勉強したのかなど、学習記録をつけましょう。次にどんな勉強をすべきなのかが見えてきます。
勉強時間を記録しておくことで、勉強時間が足りているのかどうかの可視化が可能です。勉強内容を記録しておくことで、学習内容の偏りが変わるため、次に取り組むべき勉強など今後のスケジュールが組みやすくなります。
勉強時間と勉強内容を合わせて見ることで、自分はなにが苦手なのか、独学でも苦手なところを洗い出すことも可能です。しかし、仕事やプライベートが忙しいと思うように勉強できない時期もあるでしょう。
学習記録をつけていると、できていない期間に焦りを感じることもあります。しかし、無理に目標の勉強時間に届いていなくてもかまいません。
このようなときは、余裕のある時期に勉強時間を多めに確保するようスケジュールを工夫します。学習記録をつけることは、今後のスケジュールが立てやすくなるおすすめの方法です。
関連記事:初心者向け!学習スケジュールの目安
英語のコーチングを利用する
独学で進めるのに不安があるのであれば、英語のコーチングを利用しましょう。英語の勉強を継続する方法を熟知しているプロから学ぶと、途中で挫折することもなく効率的に学べます。
コーチングを利用すれば、こちらの生活環境に合わせた学習スケジュールでサポートしてもらうことが可能です。無理なく勉強を続けられることで挫折しにくいだけでなく、ストレスなく楽しく学べるため英語習得率もアップします。
また、プロからの専門的なアドバイスをもらえると、正しい勉強方法を実践できるため、習得後の自信にも繋がるでしょう。
産経オンライン英会話Plusでは、スピーキングに特化した「短期集中プログラム」とリスニングや発音に特化した「mimitore」の2つのコーチングプログラムをご用意しています。
プロからアドバイスをもらうことで、モチベーションを維持しながら飛躍的にスキルをあげられます。
英語の勉強で失敗するパターンは?
英語の勉強は方法を誤るとうまく身に付かず、いくら時間を使ってもうまく習得できません。勉強スケジュールを立てるときは、以下の失敗ポイントを参考にしてください。
勉強の習慣が身についていない
英語の勉強は、習慣が身についていないと途中で挫折してしまいます。英語の定着率を上げるには、短い時間であっても毎日英語に触れることがポイントです。
「エビングハウスの忘却曲線」を聞いたことはありますか?人は情報を聞いた瞬間から忘れ始め、20分後には約4割ほど忘れてしまっているということがわかっています。
これを忘れないようにするには、こまめに復習することで記憶に定着させることが大切です。
毎日勉強することは記憶の定着のために必要なことですが、勉強が習慣化していないと、毎日勉強するのは非常にハードルが高くなります。しかし、勉強しない日が複数あると英語は定着しづらく、時間をかけても結果が出ずに諦めてしまう方も多いでしょう。
勉強の習慣を身につけるのであれば、寝る前の30分や家事の合間など、生活サイクルに勉強タイムを組み入れるのがおすすめです。毎日のルーティンに合わせることで、どんなに忙しい日でも英語に触れられます。
習慣化できて英語に触れることが当たり前になると、勉強の成果が現れるでしょう。生活スタイルに組み入れたい場合は、Podcastやラジオなど、なにか別のことをしながら勉強できるツールを利用するのがおすすめです。
短期間で結果を出そうとしている
英語の習得は、短期間で効果を求めてはいけません。英語学習が結果として現れるまでには、半年〜1年ほどかかります。そのため、短期間での習得を目標としていると、成果が感じられずに諦めてしまいやすくなります。
英語の勉強スケジュールは長期間でスケジュールを組み、気長に取り組みましょう。1日に長時間取り組むような詰め込み勉強ではなく、無理なく毎日続けられる量をコツコツ続ける勉強方法のほうが、成果を感じられやすくなります。英語の勉強は毎日の積み重ねが大切です。
勉強法を限定している
英語は英文法を覚える座学の勉強から、実践形式のスピーキングまでさまざまな勉強法があります。それぞれをバランスよく勉強することが、英語力アップにつながるため勉強内容を限定することはおすすめできません。
英文法ばかり勉強していると、リーディング力やリスニング力が弱くなります。そのため、英文法に取り組みつつ、発音やリーディングを合わせて勉強することが大切です。
たとえば、TOEIC L&Rのスコアも伸ばしたいけど、実際の英会話力も身に付けたい。という場合は、学習をする際にオンライン英会話でTOEICの教材を利用することがおすすめです。
関連ページ:オンライン英会話でTOEICを勉強する
独学だと勉強に偏りがあることに気づきにくいため、定期的に現在の理解力を確認し、足りていない部分を補う勉強時間も設けましょう。
インプットばかりになっている
英語の習得は、インプットとアウトプットのバランスが重要です。参考書がメインの学習方法であれば、文法や単語などインプット中心となります。スピーキング能力などのアウトプットの勉強を合わせて行いましょう。
アウトプットの勉強法には、以下のようなものがあります。
- 模試などのテストを受ける
- 友達と英語で会話する
- 英語を教える機会を設ける
自分と同じように英語を勉強している仲間を見つけ、アウトプットの機会をつくると良いでしょう。
常に聞き流しをしている
毎日英語に触れるためにはラジオやPodcastが有効ですが、聞き流しているだけでは習得できません。聞き流しも一定の効果は期待できますが、時間が取れるときに集中してリスニングを学習するタイミングをつくる必要があります。
リスニング力をしっかりつけたいのであれば、リスニング専用教材を利用しましょう。専用教材であれば、音声以外にも台本がついており、リスニングと同時に文法や単語も学べます。
文法を無視している
英会話は文法が間違っていても単語さえ合っていれば大丈夫、と思う方もいるでしょう。しかし、文法を無視すると、使用単語は合っていても相手にはうまく伝わりません。コミュニケーションがうまく取れないだけでなく、内容によっては誤解を与えてしまう可能性もあります。
文法を無視して一度失敗すると、自信を無くしてしまい、再度自信を持って話せるようになるまでに時間がかかってしまいます。
英語の勉強で大切なポイントは?
一見遠回りのように思えますが、英語の勉強は以下のポイントを押さえて進めていくのが大切です。それぞれのポイントを詳しくみていきましょう。
無理のない学習計画を立てる
「3ヶ月で英語をマスターしたい」「TOEICで900点とる」など、自分にとってハードルの高すぎる目標に合わせて学習計画を立てていませんか。学習計画を見て無理しなければこなせない内容であれば見直しましょう。
無理な学習計画は、計画通りに進めることに注力してしまい、学習が終わっても英語が身についていない可能性があります。また、途中で勉強が嫌になり挫折しかねません。
英語の学習計画は、継続して取り組めるよう無理なく達成できる内容にしましょう。英語の勉強を継続できることは、自分の自信にも繋がります。
学習計画を立てるときは、プライベートや仕事のスケジュールも一緒に入れましょう。勉強以外のスケジュールと一緒に予定を組むことで、無理な学習計画になりにくくなります。
ただし、少ない勉強時間でも毎日設けることが重要です。単語10個だけ覚える、5分だけリスニングに取り組むなど、忙しい日は実行できそうな簡単な内容を組みましょう。
基礎から勉強する
まずは基礎をしっかり固めましょう。始めから高いレベルを求めると、理解するまで余計に時間がかかり、応用にも対応できなくなってしまいます。
日常会話程度であれば、中学生の知識でも8割程度対応できるといわれています。難易度の高い学習をしなくても、基礎をしっかり身につけることは、結果的には近道になる英語習得方法です。
英語をマスターするには、基礎からコツコツと取り組み、理解できることとこなせる問題を増やしていきましょう。
英語の勉強を習慣にする
英語の勉強は、毎日のルーティンに組み込んで習慣化させましょう。どのタイミングでどんな内容を勉強するのかをあらかじめ決めておくと、習慣化しやすくなります。
通勤中は単語帳で英単語を10個覚える、晩ご飯を作っている間は聞き流しするなど、スキマ時間を利用した勉強であれば習慣化できるでしょう。しかし、そういった勉強法だけでは身につきにくいため、就寝前やリラックスタイムに集中して勉強する時間も必ず確保しましょう。
アウトプットの機会を作る
インプットよりもアウトプットの機会をつくる方が大変です。アウトプットは意識して取り組む機会をつくりましょう。SNSや日記など、アウトプットの取り組みが長続きしないのであれば、プロにコーチングしてもらうのがおすすめです。
自分の良さを引き出し学習プログラムも組んでくれるため、無理せずアウトプットの機会を設けられます。
英語を勉強する際の目標設定例
英語を習得したいといってもレベルはさまざまです。どこまでのレベルを求めるかによって目標を具体的にすると、勉強内容を絞りやすく学習計画も立てやすくなります。
シチュエーションごとの目標設定を1年以内として、具体的な目標スケジュールを紹介しましょう。
ビジネスレベルの英語を話せるようになりたい
英語での会議やプレゼンテーションなどがこなせるビジネス英語を話せるようになりたい場合の、目標期間は1年です。ただし、日常会話レベルができている状態からの取り組みであれば、半年を目標期間に設定します。
短期・中期・長期に分けてTOEICの目標点数を設定しましょう。まずは、1ヶ月以内の短期でTOEIC500点以上を目標にします。
また、それぞれの期間内に細かい目標も設定しましょう。1週間ごとにビジネスメールに使えるフレーズを5つとビジネス英単語を10個覚えると、1か月以内にビジネスメールを起案できるようになります。
3ヶ月以内の中期でのTOEIC目標点数は700点です。また、この期間ではビジネス英会話用のテキストでビジネス英語の表現をインプットし、会議資料を英語で作成できるようになりましょう。さらに、半年以内で担当箇所を英語で説明できるようになるのが理想です。
最終的には、目標期間である1年以内にTOEICで900点以上取ることを目標にしましょう。このころには、英語で会議進行できるようなレベルまで習得を目指します。ここまで習得できれば、海外出張で活躍できるのも夢ではありません。
外国人と日常会話ができるようになりたい
外国人と日常会話ができるようになると、日本人以外の友達も作れるようになります。1年以内に外国の友達を一定数作ることを目標として、短期的・中期的な目標設定は次の内容です。
まずは、2週間以内に英語で自己紹介できるようになりましょう。そのためには、1週間で日常会話に使えるフレーズを10個は覚えます。同時に海外ドラマや同じ長さの英語の動画を3本程度観て、会話のリズムを捉えましょう。
一定数のフレーズや会話のリズムがわかるようになってきたら、英語でのSNS投稿を始めます。始めはひとつ投稿するだけで時間がかかるかもしれませんが、徐々に慣れてくるでしょう。
次は、3ヶ月以内を目標に、SNS上の海外の友達を10人程度つくります。海外の友達に日本の紹介や質問に答えることで、英語力アップにつながるだけでなく、相手に自分の英語が伝わると自信にもなるでしょう。
そして、海外留学にも行けるようになる1年以内には、海外の友達はさらに増えています。
外国のお客さんを接客できるようになりたい
海外のお客さんを接客できるようになるには、TOEICや観光英検以外にも、目標を設定しましょう。レベルによっては通訳ガイドまで務められるようになります。1年以内に接客できるようになるための目標設定は以下の内容です。
まずは、1か月以内に外国人観光客にパンフレットを使用して、案内できるようになりましょう。そのためには、1週間〜2週間程度で接客に使える単語やフレーズをある程度覚えておく必要があります。
関連ページ:接客や案内に使える英会話
案内以外にも、ホテルの予約を手伝ったり設備の使用方法などを説明できたりするようになっておきましょう。3ヶ月以内に聞き返すことなく接客できるようになっておくと、1年以内のマスターが現実的になります。
可能であれば、半年以内に日本の歴史や文化について英語で説明できるようになっていることが理想です。これらを積み重ねることで、1年以内に丁寧な英語で接客できるようになります。
関連ページ:日本の文化を英語で発信!ニュース教材
海外旅行で困らないようにしたい
ひとりで海外旅行できるほどの英会話力が身につくと、視野が広がり生活も充実します。1年以内の海外ひとり旅を目指して、英会話習得のための目標を設定しましょう。
まずは最初の1週間で、観光や旅行に必要な英単語とフレーズをある程度覚えます。ただし、1週間ですべてを覚えるのは困難なため、以降も継続して取り組みましょう。
海外旅行では会話できるかが重要です。自分の英会話が通用するかを自分で判断するのは難しいため、コーチングの利用をおすすめします。並行して、1ヶ月以内に観光英語検定3級の合格を目指しましょう。
コーチングのレッスンや英単語やフレーズの勉強を続けることで、3か月以内にはネイティブが話す内容を大まかに理解できるようになります。このときまでに、観光英語検定2級に合格しておくのが理想です。
最終的には、1年以内に観光英語検定1級に合格して、通訳や辞書を使わなくても英会話ができるようになれば、ひとりでの海外旅行が実現します。
字幕なしで映画やドラマを理解できるようになりたい
字幕なしで映画やドラマを理解できるようになると、海外ならではの解釈が理解できるようになります。まずは1週間ごとに英単語やフレーズを10個ずつ覚えていきましょう。さらに、定期的に英語のニュースなどを復唱します。
そして、1ヶ月以内はニュース記事やニュース動画をたくさん視聴して、ヒアリングの力をつけましょう。続けると、3ヶ月以内には観たことのある映画やドラマであれば、字幕なしでも理解できるようになります。
単語の習得や視聴を続けていると、半年以内に初見のものでも楽しめるようになり、1年以内にはニュースも大まかに理解できるようになるでしょう。
関連ページ:3ヶ月経ったけど独学では映画を聞き取れるようにならなかった方
洋書を読めるようになりたい
洋書を読めるようにしたいのであれば、勉強も洋書を使うと良いでしょう。英語を学ぶ人のための洋書も発行されています。洋書は初心者向けから上級者向けまであるため、求めるレベルによって習得期間はさまざまです。
洋書はひとつのレベルごとに、3ヶ月以内に読めるようになると良いでしょう。最初は興味のあるジャンルから始めて、関係する単語やフレーズを覚えます。慣れてきたら初めてのジャンルの英単語やフレーズにもチャレンジしていきましょう。
海外で生活できるレベルにしたい
海外で生活できるレベルまでの英語力を求めるのであれば、日常生活にも英語を取り入れていきましょう。身近に英語があることが当たり前な環境をつくります。
まずは日常生活に使う英単語やフレーズを覚えて、2ヶ月以内には英会話カフェなどを利用して日常会話を英語で話せるようになりましょう。また、スキマ時間でも英語を使って会話を練習します。
海外で生活するのであれば、ビジネス英語も必要です。6ヶ月〜10ヶ月以内は、ビジネス英会話に注力して勉強しましょう。ビジネス英語は、元々英語の知識がなければ習得に時間がかかる場合があります。
ビジネス英語がスムーズに習得できれば、1年以内に海外で生活できるレベルまで到達できるでしょう。
英語の勉強におすすめのツール7選
英語はさまざまな方法で勉強できます。おすすめの勉強ツールを以下で確認しましょう。
中学生レベルの参考書や問題集
参考書や問題集は、中学生レベルのものを使用しましょう。初心者向けから上級者向けまでさまざまなレベルのものが展開されていますが、日常英語は中学生程度の内容で十分対応できます。
上級者向けのレベルの参考書などはビジネス英語などの基礎として向いています。参考書や問題集は、目的に合ったレベルのものを選びましょう。
参考書や問題集での勉強は、効率的に知識をインプットできるメリットがあります。また、学習内容の質がある程度担保されているところが魅力です。
しかし、実践的なアウトプットができないため、アウトプットのためには、別のツールを準備する必要があります。中には音声付きの参考書もありますが、リスニングなどのインプットの学習がメインです。
YouTube
YouTubeには、数えきれないほど多くの英語学習動画がアップされており、誰でも無料で見られます。手軽に英語を勉強したい方には、非常に便利なツールです。さまざまなジャンルがあるため、目的に合った内容の動画を探せます。
数の多さゆえに、目的の動画を探すのに時間がかかり、面倒と感じる方もいるでしょう。さらに、一般的なYouTubeの英語学習動画は断片的なものが多いため、学習手順に合わせた動画を選ぶのはなかなか困難です。
また、YouTubeは誰でもアップできるため質にばらつきがあり、見極めが必要になります。加えて、参考書と同じくYouTubeはアウトプットに対応できません。ほかのツールも利用してバランスをとりましょう。
アプリ
移動中やスキマ時間などを利用して手軽に英語を勉強したいのであれば、アプリがおすすめです。アプリはスマートフォンひとつあれば、どこでもすぐに勉強できます。無料で利用できるアプリもあり、コストパフォーマンスのよさも魅力です。
しかし、無料のアプリには質が低いものもあるため、質を求めるのであればそれなりの費用は発生します。また、アプリもアウトプットの学習には適していません。
アプリは、あくまでサブのツールとして使うと良いでしょう。メインはコーチングなど、アウトプットできる学習方法と併用するのがおすすめです。
NHKのラジオ英会話講座
参考書やYouTube・アプリを利用したツールでの学習に抵抗があるのであれば、NHKのラジオ英会話講座を利用しましょう。NHKのラジオ英会話講座は語学学習者からの評判がよく、英語の基礎力を養うのにおすすめなツールです。
さまざまなレベルに対応した講座があるため、中学生レベルの講座を選択すると良いでしょう。ラジオを聞くだけでもいいですが、毎月発行されている冊子と合わせて聞くのがおすすめです。冊子を利用すれば、目でも英語に触れられて、重要な部分も汲み取りやすくなります。
Podcast
Podcastとは、無料のインターネットラジオのようなものです。英語学習向けの番組も多くあります。Podcastは、通勤中や家事の合間に英語に触れられるところに魅力があります。忙しい方でも無理なく取り入れられて、継続するのも負担になりません。
ただし、聞き流すだけでは定着しないため、参考書などを利用して集中的に勉強する時間も設けましょう。
コーチング
プロから本格的に学びたいのであればコーチングがおすすめです。コーチングは、短期間で英語力向上が見込めます。自分に合った学習法を提案してくれるため、忙しい方や学習方法に悩んで伸び悩んでいる方でも効率的に学べるところが魅力です。
英語を学ぶにはオンライン英会話もあります。オンライン英会話を初めて受講する際は、テキストなしで話すフリートークよりは、提供されているテキストから選んでレッスンを進めることがおすすめです。
一方で、コーチングは、受講者が設定した目標にあわせた学習プランを、専門のスタッフがアドバイスしてくれるサービスが基本になります。コーチングは学習をサポートしてくれるため、モチベーションを自分で維持するのが難しい方やなかなか英語力が伸びず、学習方法に悩んでいる方におすすめです。
まとめ
英語の勉強は、いかに継続できるかがポイントです。まずは、勉強しやすい環境を整えて、集中しやすい状況をつくりましょう。
一番のポイントは、毎日英語に触れることです。英語で日記を書いたりSNSを英語で投稿したりして、表現力を養いましょう。
勉強が結果として現れるのは1年ほどかかります。英語学習を成功させるには、短期間で結果を出そうとしないことも重要です。
数ヶ月で結果を求めると詰め込んでしまい、挫折しかねません。無理なく続けられる量を把握し学習計画をしっかり立て、コツコツ続けましょう。
自分で学習計画を立てるのが不安、効率的に学びたいと考えるのであれば、コーチングを利用しましょう。コーチングを利用すればプロが自分に合った学習法を提案してくれたり、学習計画を立ててくれたりします。また、サービスによっては英会話レッスンも含まれるため、アウトプットの学習も期待できるでしょう。
産経オンライン英会話Plusでは、短期間で英語力が伸びる学習方法をサポートするコーチングサービスを提供しています。診断をもとにあなただけの学習計画を立てられるため、効率よく英語が習得できます。
また、コーチング以外にも日常会話やビジネス英語の習得など一人ひとりの目的に合わせた英会話レッスンを、1800種類以上の教材とともに受けられます。
さらに、目的に合わせてコーチを選定し、好きなタイミングで受講できる自由度の高い学習スタイルと、充実したサポートをリーズナブルにご提供しています。無料体験レッスンもご用意していますので、ぜひお気軽にお試しください。