英検®2級二次試験対策 徹底分析!
2024年01月22日 12時00分
英検® 2級の二次は合格しやすいと思いがちで対策もせずに、挑戦したりしていませんか?
練習や対策をしないと不合格になることも考慮しておきましょう。今回は一発合格を目指す皆さんに向けて対策やコツをお伝えします!
目次
音読パートの注意点
他のスピーキングパートの練習に比重を置いて、音読パートの練習をせずに挑もうと考えていませんか?
音読パートも合格の上で大切なので、正しい発音ができるか、過去問で今一度確認しましょう。
①発音に注意!
音読ができているようで実際に間違った発音で音読をしている場合があります。
例えば、clothesの発音を「クロージス」と発音しているのを聞きます。「クローズ」と発音するのは当たり前なようで多くの方がこのようなミスをしています。
発音練習を怠らず、怪しいと思った箇所は徹底して確認してください。
②Sに注意せよ!
音読パートはSの抜けが目立ちます。特に複数形のSです。面接官は受験者にありがちなミスを知っています。
音読練習をしていると本番でのミスは減ります。英検®2級のリスニング教材など、声に出して、本番に向けて練習をしましょう。
描写説明のポイント・対策!
イラスト説明を難しくとらえすぎて、何を話していいか分からなくなっていませんか?
イラスト説明は以下2点が鍵になります。
①全て過去形か?
物語の説明は過去の出来事なので過去形になります。日本の童話を思い出すとイメージしやすいと思います。
ポイントはシンプルですが、意識しないと間違えやすいので注意しましょう。
文法のミスを少しでも減らしたい場合は、練習のときに過去形で話せているかしっかりチェックしましょう。
②全ての人の行動を話せているか?
絵に描かれている一人一人の行動をきちんと説明できているかどうかは点数に影響します。
例えば、二人が立っており、その内の一人が釣りをしており、もう一人がゴミを捨てている描写があるとします。
They are standing near the lake.「川の近くで二人は立っている」
間違いではないのですが、絵に載っている二人の行動をまとめて説明すると減点対象になる場合があります。以下のように二人の行動をそれぞれ説明しましょう。
One is fishing near the lake while the other is littering. 「一人は釣りをしており、もう一人は川の近くでゴミを捨てています」
描写のポイントは、一人一人の行動を説明することです。
③2級は準2級の延長線
次のポイントは、2級の問題と準2級の問題の類似性を意識することです。
2級の問題では、3枚の絵があり、それぞれの絵で人物が別の行動をしています。準2級の問題でも、5人の登場人物の行動について述べたと思います。
全く別の問題だと思わずに、2級のイラスト描写は準2級のだと思えば、解きやすくなりませんか?
例えば、問題でカバンを箱に入れている男性とバスを待っている女性が描かれているとします。
以下のような文章で十分説明できます。
He was putting his bag in a box. She was waiting for a bus.
具体的に考えすぎて答えられないよりは準2級の二次面接を思い出し、簡単な文章でも伝えるようにすると合格に結びつきやすくなります。
話すのが苦手な方は、まず準2級の絵の問題で5人の行動説明ができる練習をすると2級対策になるので、試してください。
社会問題 Q&A
日ごろから客観的な意見を伝える練習をしているかも大切ですが、話すためのルールもあることを前もって認識できていると対策がしやすいです。
知っていると合格しやすくなるポイントを紹介します!
①点数を上げるコツ
話すとき頭が真っ白になってしまうという経験はありませんか?
早く答えを出さなければと思うと言葉は出にくいです。
合格するためには落ち着いてゆっくり考えることです。そのために、考えるための時間を作る工夫を心がけましょう。
例えば、Do you think finding a good job is important?「仕事を探すことは大切だと思いますか?」という質問に対して
I think so. をPersonally, I think …..に変えるだけで話すのに考える時間が生まれます。
他にもWell,/ Let me think. / Can you give me a second?などがあります。考える時間が長すぎると減点対象になる可能性もありますが、少しの間考えてみて、いい答えをしっかり答える方が点数に結び付きます。すぐに答えられない場合はしっかりと、待ってほしいという意志を面接官に伝えて答える内容を整理していてから答えましょう。
②スピーキングの法則
会話には”ARE”という法則があります。
A= Answer(回答)
R=Reason(理由付け)
E=Example(例)
Do you think finding a good job is important? という質問に対して、
A= Well, personally I think it is important.
R=Because we spend a lot of time at work.
E=For example, if you are satisfied with your workplace, you want to stay there for a long time.
色々整理できていないと話すのは難しいですが、きちんと順序だてて話せるようになると対策できるようになるので是非試してください。
③話す練習
とはいえ練習を全くしないと話せるようになりません。英会話をつかって話す練習をしましょう。産経オンライン英会話Plusには英検対策教材もあります。こちらの教材は試験を通して解くことができるので、本番に向けての練習になります。
また2024年2月から待望の産経オンライン英会話Plus英検®コーチングもスタートします。勉強方法や英会話力の底上げをしたい方はご検討ください。
今回の記事を書いた人 産経オンライン英会話Plus masa |
英検1級取得済み。現在 TOEIC®L&R 満点に向けて奮闘中! 英会話教室、中・高・大学で英語を指導後、現在は産経オンライン英会話Plusのコーチとしても活躍中。 |
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