英検®リスニング対策のコツを紹介【1級・準1級・2級・準2級・3級】

英検®リスニング対策のコツを紹介【1級・準1級・2級・準2級・3級】

英検®リスニング対策!どんな問題?どう勉強する?【1級~5級】

英検®のリスニング問題に関してはこんな疑問がありませんか?

  • 試験内容はどんな感じ?
  • 具体的にはどんな問題が出されるの?
  • どう対策したらいい?

今回はこうした不安や疑問を解決すべく、リスニング問題の試験概要や過去に出された問題、対策方法をご紹介します。 なお、英検®には5級から1級に至るまで様々な英語レベルの受験者がいますが、すべての受験者を対象としてお伝えしていきます

  • 何から始めればいいか分からない人
  • 英検に限らず英語のリスニングが苦手な人
  • 最短ルートで英検のスコアを伸ばしたい人

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英検®リスニング問題の3つの対策方法

1:過去問を解く

基本中の基本ですが、まずは過去問を解きましょう。
一度通しで過去問を解いてみてください。過去問に関しては参考書を販売していますし、英検®の公式サイトでも問題・解答・音源を公開しています。

過去問を解く際には、時間も試験通りに行いましょう。公式サイトで公開されている音源は2部~4部までに分かれています。この1部と2部の間の時間に関しても通常のテストと同じように進めてください。時間を決めずに過去問を解いていると、いざ本番になったときに時間が少ないと感じ、練習通りの力を発揮できなくなってしまいます。日頃の勉強から本番の試験時間を意識しながら行いましょう。

2:過去問を読み込む

過去問を解いた後には、必ず解き直しましょう。英検®の対策として、過去問を解くのは非常に有効な方法です。しかし、「正解したかどうか」、「何問正解していたか」のように結果だけ見るのはあまり好ましくありません。自分の実力を大まかに知るために、過去問を解いて何問正解していたか知るのは良いでしょう。そのうえで、自分の間違っていた箇所を確認し、どうして間違っていたのか考えてください。英単語や表現を知らなかった場合には、それを忘れないうちに反復して暗記しましょう。

3:イメージを浮かべる

リスニングをするときに聞きとった英語を、頭の中で日本語に直して理解していませんか?脳内で日本語に直す方法で聞き取りをしていると、理解までに時間がかかってしまいます。どういうことかと言うと、例えば「テーブル(table)」と聞いた場合、頭の中で「机」と日本語に変換しなくても頭に机が浮かびますよね。「テーブル(table)」→イメージが脳内に浮かぶということ、つまり言葉を聞いたと同時に理解ができている状態です。

その一方で、もし頭の中で日本語に変換する場合は、「テーブル(table)」→「机」→イメージとなるわけです。この場合は日本語に一度置き換えている分、時間がかかってしまうのです。そのため、英語を聞いたらイメージで理解するというのを練習していくと良いでしょう。

最初のうちは脳内で日本語に変換したとしても、理解ができればそれで問題はありません。しかし、受験する級が上がってくると、内容が難しくなってきますし、話すスピードも速くなります。理解までの時間を短くして考える時間を増やすことがポイントになってくるというわけです。リスニングの際にイメージで理解できるようにしていくために、日頃から英語をイメージで捉えるように意識したり、英単語をイメージとともに覚えたりしていきましょう。

英検®試験中に使える4つの対策方法

1:疑問詞に注目する

リスニングで問題が読まれるときには、疑問詞に注目することが重要です。疑問詞には様々な種類がありますが、代表的なのは5W1Hが挙げられます。 「What(何)」、「Who(誰)」、「Where(どこで)」、「When(いつ)」、「Why(なぜ)」、「How(どのように)」などです。質問文の最初には、質問で何を求めているかが分かる疑問詞がきます。例えばWhere is my desk?(私のデスクはどこですか?)には冒頭に「Where」という疑問詞があります。これは「場所がどこか」を聞くための疑問詞ですから、選択肢としては場所を表すものを選べば正解となります。まずは質問文で何が求められているのかを把握することが重要です。

2:イラスト問題は数字・動作・場所・持ち物に注目する

リスニングの問題の中には、質問の解答として合致したイラストを選択するものがあります。このイラスト問題の場合には簡単にイラストを確認してみる必要があります。そのときに注目するポイントとしては、数字や動作、場所(位置)、持ち物です。イラストの中で、誰がどこで何をしているのかなど、質問になりそうな箇所に注目してチェックしていきましょう。

3:事前に選択肢を読んでおく

リスニングの解答のヒントは、選択肢の中に隠されています。選択肢を見ると、例えば「At 1:00 / 2:00 / 3:00 / 4:00」の4つの選択肢がある場合、質問を聞くまでもなく質問をされるのは時間に関する事柄です。そこまで分かっていれば、リスニングの問題が流れている際には時間の話に注目して聞けば良いわけです。何も分からない状態で音声を聞くと、全部聞き取ろうとして、結果的に問題の解答に必要な箇所を聞き逃してしまうことも少なくありません。空いた時間を使って、必ず選択肢を読んでからリスニングの音声を聞くようにしましょう。

4:迷ってもすぐにどちらかをマークする

リスニングの問題を解いていると、選択肢の中で迷うこともあります。「どっちだろう?」、「あの部分注目して聞いておけば良かった」、「たしかにあの部分が聞こえなかったんだよなあ」と、焦ってこうした考えが頭の中をめぐることがありますよね。そうこうしているうちに次の問題の音声が始まってしまいます。選択肢に目を通すことなく音声を聞くことになったり、音声の最初のほうを聞き逃したりする可能性があります。そうなると、次の問題も選択肢に迷い、また次の問題も…と後手に回ってしまいます。そのため、分からなくても、すぐにどちらか決めてマークしてしまうのが良いでしょう。後から考えて解答する場合には、解答欄がズレないように細心の注意を払ってください。

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英検®の概要

英検®とは、公益財団法人日本英語検定協会が運営する英語検定試験のことで、実用英語技能検定と言います。上位級から順番に、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級(初級)と合計7つのグレードに分けられています。1級から3級までは「聞く・読む・書く・話す」の4つの技能を測定です。一次試験ではリスニング・リーディング・ライティングの技能、二次試験(面接等)でスピーキングの技能を測り、一次試験・二次試験の両方で基準に到達すると合格になります。4級と5級に関しては「リスニング・リーディング」の技能が問われ、リスニングとリーディングで合否判定となりますが、受験者のみが自宅でチャレンジできるスピーキングテストが別途用意されています。なお、試験は1年に3回あり、6月・10月・1月頃に行われます。

英検®5級のリスニングの試験概要

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 15 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
会話文の
文空所補充
会話文の空所に適切な文や語句を補う。 5 会話文
日本文付き短文の
語句整序
日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。 5 短文
リスニング 会話の
応答文選択
会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。
(放送回数2回、補助イラスト付き)
10 会話文 3肢選択
(選択肢読み上げ)
会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数2回)
5 4肢選択
(選択肢印刷)
イラストの
内容一致選択
短文を聞いて、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ。
(放送回数2回)
10 短文 3肢選択
(選択肢読み上げ)

出典:日本英語検定協会「5級の試験内容

英検®4級のリスニングの試験概要

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 15 短文
会話文
4肢選択(選択肢印刷)
会話文の
文空所補充
会話文の空所に適切な文や語句を補う。 5 会話文
日本文付き
短文の語句整序
日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。 5 短文
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 10 掲示・案内
Eメール(手紙文)
説明文
リスニング 会話の
応答文選択
会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。
(放送回数2回、補助イラスト付き)
10 会話文 3肢選択
(選択肢読み上げ)
会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数2回)
10 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数2回)
10 物語文
説明文

出典:日本英語検定協会「4級の試験内容

英検®3級のリスニングの試験概要

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 15 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
会話文の文
空所補充
会話文の空所に適切な文や語句を補う。 5 会話文
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 10 掲示・案内、Eメール(手紙文)
説明文
ライティング 英作文 質問に対する回答を英文で書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の応答文選択 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。
(放送回数1回、補助イラスト付き)
10 会話文 3肢選択
(選択肢読み上げ)
会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数2回)
10 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数2回)
10 物語文
説明文

出典:日本英語検定協会「3級の試験内容

英検®準2級のリスニングの試験概要

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 20 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
会話文の文
空所補充
会話文の空所に適切な文や語句を補う。 5 会話文
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 5 物語文
説明文
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 7 Eメール
説明文
ライティング 英作文 質問に対する回答を英文で書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の応答文選択 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回) 10 会話文 3肢選択
(選択肢印刷)
会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
10 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
10 物語文
説明文

出典:日本英語検定協会「準2級の試験内容

英検®2級のリスニングの試験概要

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 20 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 6 説明文
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 12 Eメール
説明文
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 物語文
説明文

出典:日本英語検定協会「2級の試験内容

英検®準1級のリスニングの試験概要

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 25 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 6 説明文
評論文など
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 10
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
12 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
12 説明文など
Real-Life形式の内容
一致選択
Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
5 アナウンスなど

出典:日本英語検定協会「準1級の試験内容

英検®1級のリスニングの試験概要

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 25 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 6 説明文
評論文など
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 10
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
10 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
10 説明文など
Real-Life形式の内容
一致選択
Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
5 アナウンスなど
インタビューの内容
一致選択
インタビューの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
2 インタビュー

出典:日本英語検定協会「1級の試験内容

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このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。