海外留学を反対している親を説得させる方法とは?【Hinako vol.1】
2025年01月16日 11時55分
本記事は、5000名以上の海外進学をサポートしてきたヒューマン国際大学機構(HIUC)の卒業生Hinakoさんにより、自身の海外大学での経験を執筆いただいています。現在は留学先のFIT(ファッション工科大学)を卒業されニューヨークで活躍されているHinakoさんですが、記事は通学いただいていた時から作成いただいており、執筆当時の情報が含まれておりますので、最新情報は案内元のサイトも合わせてご確認ください。
産経ヒューマンラーニングでは、ヒューマン国際大学機構(HIUC)からサポートを引継ぎ、海外大学進学サポートを行っております。詳しくはこちらをご確認ください。
Hi, guys! みなさん初めまして、ひなこです!軽く自己紹介!
高校卒業後、カリフォルニア、サンディエゴにある二年制のパロマカレッジでファッションビジネスを2年間学ぶ。現在は日本に帰国し、ファッションショー会社のアシスタントとして働きながら、2020年春にFIT(Fashion Institute of technology) に入学すべく奮闘中!
これから週1回のペースで留学に関する記事を発信していきます!
少しでも留学に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
記念すべき第一回目は留学に反対する親を説得する方法を紹介したいと思います。
親に反対されている人もそうでない人も、様々な事情があると思いますが、やはり留学する前にあたっての一つの大事なステップとして親の承諾が必要だと思います。
わたしの場合は3年間?4年間?くらい望んでからやっと決まった留学だったので割とてこずりました笑
わたしの経験を交えて紹介します!参考になれば嬉しいです!
【まず親の反対の理由を聞く・反対の理由を理解する】
海外大学留学だと2年3年のことではなく5年10年単位で将来を見据えることが大切になってきます!!!
自分の考えを押し付けるのではなくきちんと親に説明して納得してもらうことが必要です。
一般的な反対の理由としては、、、
1.若さ
今海外に行くのではなく、日本の大学に行っていろいろ経験してから、価値観を広げて留学するほうがいいのではないのか。など、すぐに留学をする必要性が理解できない親御さんもいっぱいいると思います。
正直今の時代、英語を学ぶだけだったら年齢・場所も関係なく日本でできます。
なぜ今留学をしたいのか。
なぜ日本ではなく違う土地で英語を学びたいのか。を考えてみましょう。
2.お金
当然海外大学留学は膨大なお金がかかります。学費、保険料、ビザ申請料金、生活費などきりがありません。
なので、海外大学留学のためにお金を払う価値があるのか・具体的な金額を調べて説得することが大切です。
3.将来の不安
就職であったり将来アメリカに住むのかなど、海外大学留学だと5年10年以上を見据えて考える必要があります。
親も子供にはこんな道を進んで欲しいという理想があるだろうし、自分が留学して将来どうなりたいのか、具体的に言えれば説得もしやすいと思います。
【納得させるためにすること】
基本は親の反対の理由にそって解決していきます。
1.なぜ海外の大学にいきたいのか明確な理由を考える。
なぜ日本の大学ではだめなの?
なぜ海外なの?
また、海外大学にいくことのメリットデメリットを考えたりするといいと思います。
2.行きたい大学を調べる
“留学をしたい”だけでは説得力がありません。
自分はどんな環境でどんなことを学びたいのか、将来どんな風になりたいのか見つけましょう。
また、留学生サポートがあるのか・どんな専攻があるのか・奨学金についてなど、親と一緒に留学説明会に行ったりするのもいいと思います!
3.目標を明確にする
明確にすればするほど目標にたどり着きやすいし親もそれだけやる気があるんだなと納得できます!
【私が実践したこと】
1.上で述べた方法を使って親にプレゼンをしました。
他にも英語でなぜ留学したいかエッセイを書いたり、留学説明会に親を連れて行ったり、留学会社のカウンセラーの方とも協力して説得しました。
2.自分の性格分析
海外に行くと大変なことがあるだろうし、その時自分を見失わないように自分のことを知っておく必要があります。
自分が思っている自分
家族が思っている自分
友達が思っている自分
は違うと思ったので、自分の性格を分析しました。
ネガティヴな面があったりしたらそんな自分を留学を通して変えたい。そんな小さなことでも留学をしたい理由になると思います
3.バイト・勉強
留学費用のため、留学塾のために必死になってバイトを掛け持ちして頑張りました。ほんとに辛かった、、、笑
でもそんな頑張っているところを親は絶対見てくれています。
辛いことがあっても留学のためだ、自分の将来のためだって思えば平気でした!
勉強面では英語力を伸ばせるものを調べあさって自分に合うものを見つけました。
でも結果を出す必要があります。
わたし自身模試で偏差値75を取ったり、トフルの点数も80点あがりました!!
すごいでしょ!笑笑
やる気を行動に移して、親にみえるようにするとより親もどれだけ本気なのかわかってくれます。
最後に
留学は一人でするものではありません。親にはお金をはらってもらいますし、
友達も精神的に支えてくれますし、みんなに支えられて出来るものです。
支えられているからこそ留学できることを忘れないでください。
正直、留学は行ってからの方が大変です!
行かなきゃわからないことだっていっぱいあります!
でも、本気で願ったことの先には自分が思っていたよりも価値のあるものがあるとおもいます!
一緒に頑張りましょう!
Hinako Ishii
日本の高校を卒業後、カリフォルニア州の2年制大学にてファッションマーチャンダイジングを専攻し卒業。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT “Fashion Institute of Technology”)でファッションビジネスマネジメントを学び、今年5月に卒業。
在学中には、THE ROW、Proenza Schouler、Carolina Herreraといった著名ブランドでVIPインターンとして経験を積み、サラ・ジェシカ・パーカー、アリアナ・グランデ、ジェニファー・ローレンスなど多くのセレブリティのスタイリングアシスタントを務める。
また、手作りのバッグブランドを立ち上げ、現在はコンテンツクリエイターとしてニューヨークで活動しながら、日本企業の海外進出のサポートなど幅広く活躍しています。