ホームステイで知っておくべきこと 後編【Hinako vol.6】
2025年01月18日 11時57分
本記事は、5000名以上の海外進学をサポートしてきたヒューマン国際大学機構(HIUC)の卒業生Hinakoさんにより、自身の海外大学での経験を執筆いただいています。現在は留学先のFIT(ファッション工科大学)を卒業されニューヨークで活躍されているHinakoさんですが、記事は通学いただいていた時から作成いただいており、執筆当時の情報が含まれておりますので、最新情報は案内元のサイトも合わせてご確認ください。
産経ヒューマンラーニングでは、ヒューマン国際大学機構(HIUC)からサポートを引継ぎ、海外大学進学サポートを行っております。詳しくはこちらをご確認ください。
Hey, guys! こんにちは、Hinakoです!
前回の『ホームステイで知っておくべきこと 前編【Hinako vol.6】』
に引き続き今回は後編をお伝えします。
この中で前編で伝えた1~3に続いて、
今回はホームステイのメリット・デメリットなど4~6をお伝えします!
4.ホームステイのメリット
✔️頼れる存在になる
慣れていない留学生活でホストファミリーの存在がいると本当に心強いです!
ケータイの契約、歯の検診、など一緒にしてくれました♡
✔️料理をする必要も買い物に行く必要もない
慣れない場所での勉強、遊びの両立が大変だったので料理をする必要がないのは助かりました。
現地特有の食べ物を食べられるのも留学生活の特権ですね!
✔️英語にすぐ慣れる
私の住んでいたところは子供がいっぱいいたのでネイティブと話すと緊張気味になってしまう英語も
子供とだと楽しく学ぶことができました。
✔️文化に触れることが出来る
これがホームステイにすることの1番の魅力ではないでしょうか?
アメリカは1年を通していろんなイベントがあります!
・New Year’s Day 年越し
・Valentine’s day バレンタインデー
(アメリカにホワイトデーはありません!)
・Easter 復活祭
(私のファミリーはキリスト教だったのでイースターが1年で1番大切な行事で
親戚含め60人以上でパーティーをしました!)
・Independence Day 独立記念日
・Black Friday / Cyber Monday 年に1度の大セール
・Halloween ハロウィン
・Thanksgiving 感謝祭
・Christmas クリスマス
✔️遊びによく誘ってもらえる
ホストシスターが同い年で同じ学校に行っていたこともあり、よく海に誘ってくれました!
ホストファミリーも誕生日や行事物、家族の時間を大切にするファミリーだったのでよく
月1で行われるGame nightに参加したり (親戚や家族が集まってboard gameをします)
Boys(息子達)のサッカーの試合に行ったり
クリスチャンのファミリーなので教会に連れてってもらったり
マザーの友達のホームパーティーに行ったり
Mother’s Father’s Day には動物園に行ったり
誕生日パーティーに参加したり
(親戚が多いので月3回はバースデーソングを歌っていました笑)
いろんなところに連れてってもらいました!
✔️現地に慣れやすい
留学生活は毎日が発見です。
ホストファミリーと生活すると新しいことにいっぱい触れられるから楽しい。
マザーが家の近くで行われるイベントをよく教えてくれて友達と遊びに行っていました。
✔️比較的安い
食費や、光熱費、Wi-Fiなど払わなくて済みます。
ルームシェアだと食費などを払わないといけない+部屋を数人で使わないといけないですが、
ホームステイは基本的に一人部屋が多いです。
交渉次第で安くなる可能性もあるので交渉してみるのもあり。
✔️第二の家族になる 精神的に支えてくれる
全く違う国、人、食生活で暮らすことは思ったより大変でした。
そんな時に1番支えてくれた存在がホストファミリーでした。
日本にいても帰りたいなと思える場所があるって素敵なことだと思います♡
5.ホームステイのデメリット
✔️気を遣う
全く知らない人と住むことになるので多少の妥協と気遣いは必要です。
✔️慣れるまで大変
私のファミリーは家族間の絆が強く、疎外感を勝手に感じてしまうこともありました。
Boysがゲームしている時ほんとにうるさいし、みんなテレビをつけてながら寝るのでうるさくて寝付けない時がありました。
✔️料理がえらべない
食事はお父さんがメキシコ人なこともありメキシカン料理が多く、
ブリトーやケーセディーヤ、トルティーヤをよく食べていました。
そして1番辛かったのは子供が3人いるせいかピザを多い時に週3で食べていたことです。
家にいてもピザ、外食してもピザ…ピザのせいでとっても太りました笑
✔️寮に比べると学校まで遠い
私のお家は学校から比較的遠く、歩きでバス停まで25分バスで10分でした。
寮だと大学の目の前にあることが多いので夜9時に終わるクラスがある場合は送り迎えが必要になります。
✔️連絡しないといけない
遊びに行って帰りが遅くなる時は食事がいるかどうか・帰るかどうかを必ず伝えるようにしましょう。
連絡しないとマザーも心配するし、仲が悪くなる原因にもなるので気をつけましょう!
6.便利フレーズ紹介
I have a key with me so don’t worry (鍵持っているから心配しないで)
No way! (ありえない!)
What the heck!? (なにそれ!?)
I know right? (それな)
No worries(どういたしまして)
Thank you for letting me know (伝えてくれてありがとう)
I don’t mind (気にしないよ)
I will sleepover at my friend’s house(友達の家でお泊りするね)
Cool(いいね!)
Is it possible to 〜(〜してもいい?してくれる?)
例Is it possible to pick me up at station?(駅に迎えにこれる?)
Can I let 〇〇 come over house?(〇〇を家に呼んでもいい?)
Omw (On my way“向かっているところ” の略称)
例Mom:Where are you?
Me: Omw
Rn (right now “今”の略称)
例I am studying rn.
I got off from class (今クラス終わったよ)
I need a ride (迎えが必要なの)
Can you keep diner for me ?(夜ご飯残しておいてほしい)
I wanted to ask you that、、、(聞きたかったんだけど、、、)
I got home (家に着いたよ)
I might be late (帰り遅くなるかも)
Asap(As soon as possible の略称)
例I will go home asap. (すぐ家に帰るね)
最後にホームステイをする人へ
もちろんホームステイはいいことばかりではないです。
必ずしもこのような経験をするとは限らないですが、
友達によると料理は基本自分で作らないといけなかったり
ご飯が出なかったり
虫が部屋に湧いて自分のせいにされたり
お風呂は5分以内と言われたり
ベビーシッター替わりにさせられたり
お家から学校まで距離が遠くバス停まで徒歩40分バス20分だったり…
日本人は謙虚で大人しくて扱いやすいから利用されやすいのかもしれないですね。
もちろん英語力を高めたいから、身に付けたいから留学しにいく方がほとんどだと思います。
でも間違いなく自分の意思を伝えられる程度の英語を身につけて置いた方がいいです。
もしトラブルに巻き込まれたり不満があって話し合いたいのであれば
We need a talk.
と言って歩み寄れば相手も聞いてくれるはずです!
それでもファミリーによって家族の習慣があるから面白い!
このファミリーは誕生日前夜にその人のいいところやその人に向けてのメッセージを
壁中に貼って朝その人が起きた時にサプライズします!
2年間分の紙は今でも大切に保存してあります♡
私も必ず日本に帰国する際に置き手紙をしたり、
アメリカに帰る度にお土産を持っていったりすると喜んでくれるしその分距離も縮まります。
そして辛い時に助けてくれたのはやっぱりファミリーです♡
慣れない英語のせいで泣きながら学校から帰ってきた時にはいつも
You are doing so great! It’s going to be fine Hinako. と言ってくれました。
マザーは本当にフレンドリーで思いやりのある人だったので夜中まで勉強していたら
差し入れでショートケーキを作ってくれたこともあります。
今は本当にファミリーに会いたい!
私の留学生活の1番の宝物です。
第2の家族が欲しい、アメリカに帰る場所を作りたい、現地の人に近い距離で生活したいと思う方は
是非ホームステイを体験してみてください!
この記事を読んだあなたがホストファミリーとよい思い出を作れますように♡
Hinako Ishii
日本の高校を卒業後、カリフォルニア州の2年制大学にてファッションマーチャンダイジングを専攻し卒業。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT “Fashion Institute of Technology”)でファッションビジネスマネジメントを学び、今年5月に卒業。
在学中には、THE ROW、Proenza Schouler、Carolina Herreraといった著名ブランドでVIPインターンとして経験を積み、サラ・ジェシカ・パーカー、アリアナ・グランデ、ジェニファー・ローレンスなど多くのセレブリティのスタイリングアシスタントを務める。
また、手作りのバッグブランドを立ち上げ、現在はコンテンツクリエイターとしてニューヨークで活動しながら、日本企業の海外進出のサポートなど幅広く活躍しています。