リスニングの勉強法6選!上達しない原因とコツも解説
2024年11月27日 7時44分
リスニング力を伸ばしたいけれど、成果が出ずに悩んでいませんか。上達しない状況は、適切な勉強法を知らないことが原因になっている可能性があります。
この記事では、リスニング力を高めるための具体的な勉強法を6つご紹介します。学習法が効果的かどうかを見直し、効率的な方法を取り入れてリスニング力を向上させましょう。
リスニング専門コーチングmimitoreを活用する方法も詳しく解説します。ぜひ、学習にお役立てください。
リスニングの勉強法6選
リスニング力を効率的に向上させるためには、効果的な学習法を取り入れることが不可欠です。自己流で進めても結果が出ないことが多いため、正しい方法を取り入れ、継続して学習してください。
以下では、リスニング力を飛躍的に伸ばすための具体的な勉強法を6つご紹介します。紹介する学習法を実践すれば、英語の聞き取り力がアップし、日常会話やビジネスシーンで役立つスキルを身につけられるでしょう。リスニング力の向上には、一貫した努力と、効果的な方法を選ぶことが重要です。
母音・子音の発音
リスニングの基礎を築くためには、英語特有の母音・子音をしっかり学習することが欠かせません。日本語にはない音が多く含まれており、これらを正確に聞き分ける力が必要です。
たとえば、”ship”と”sheep”のように、似た音の区別がつかないと意味を正確に理解できません。効果的な方法としては発音記号を学びながら、母音と子音を正確に発音できるように練習することです。
発音練習はリスニング力を向上させるだけでなく、自分自身の発音も向上させるため、スピーキングの向上にもつながります。音の理解が深まることで、英語のリズムやイントネーションにも慣れ、リスニングがより効果的におこなえるようになります。
英文の音読
音読はリスニング学習の基本として有効です。英文を声に出して読むことで、耳と口が連動し、英語のリズムやイントネーションに慣れます。
文章をただ目で追うだけではなく声に出して読み上げ、どのように発音されるかを脳に定着させましょう。音読を継続しておこなうと聞き取るスピードも上がり、よりスムーズに英会話を理解できるようになります。
おすすめは短い英文から始め、徐々に難易度を上げていくことです。リスニング教材やニュース記事など、自分の興味のあるトピックを選んで音読すると楽しみながら続けやすくなります。
シャドーイング
シャドーイングとは、聞こえてくる音声を少し遅れて真似しながら発話する学習法です。リスニング力だけでなく、発音やスピーキングのスキルも向上させることができます。
ネイティブスピーカーの音声のリズムやイントネーションを自然に身につけられるため、実際の会話での反応速度も高まる学習方法がシャドーイングです。
シャドーイングをおこなう際は、最初は聞き取りやすい短めの音声やニュース記事を使い、徐々に会話スピードの速いコンテンツに挑戦するとよいでしょう。
繰り返し練習することで耳が英語の音に慣れ、実際のリスニングテストや会話に役立つスキルが身につきます。
こちらの記事では、シャドーイングについて解説しています。4つの効果ややり方も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
オーバーラッピング
オーバーラッピングは、音声と同時に英文を読み上げる学習法です。音声に合わせて同じタイミングで発話するため、発音やリズム、スピードに口が慣れます。
オーバーラッピングの練習を繰り返し、ネイティブスピーカーの発音や話すペースを身につけ、リスニング力を効率的に向上させましょう。
オーバーラッピングの利点は、発音の強化だけでなく、集中力や耳のトレーニングにもつながる点です。自分の発音と音声がどれだけ一致しているかを確認しながら進めることで、発音の改善とリスニング力向上を同時に達成できます。
ディクテーション
ディクテーションとは、聞こえた英語を一語一句書き取る練習方法です。リスニングの精度を高め、正確な聞き取りを鍛える効果が期待できます。
聞き取った内容を文字に書き起こすことで、何を聞き逃したのか、どの部分が聞き取りにくかったのかを明確に把握することが可能です。ディクテーションの練習では、はじめは短いフレーズからスタートし、徐々に長い文章に挑戦していくとよいでしょう。
聞き取れなかった部分は何度も繰り返し聞き直すことで、音声の特徴を理解し、聞き取りの精度が向上します。ディクテーションは集中力も養えるため、リスニングの強化に最適です。
リピーティング
リピーティングは、音声を聞いた後に内容を思い出して繰り返し発話する方法です。リピーティングによる練習法は、リスニング力に加えて記憶力を高める効果もあります。
英語を聞いて理解し、その後に自分の言葉で再現するため、内容の理解度を深めることが可能です。リピーティングでは、聞いた内容を短時間で正確に理解し再現するため、リスニングとスピーキングの両方を効率的に鍛えられます。
初めは短い文章から始め、慣れてきたら長い会話文やニュース音声に挑戦すると、より効果的に学習できるでしょう。
リスニングが上達しない原因
リスニング力がなかなか向上しないと感じる場合、いくつかの要因が絡んでいることがあります。正しい方法で学習を進めていないと、時間をかけてもなかなか成果が出ないことが少なくありません。
以下では、リスニングが上達しない主な原因と、それに対する具体的な改善策を詳しく解説します。これらの原因を理解し、適切な方法を取り入れることで効率的にリスニング力を伸ばせます。
聞き流しをしているため
多くの人がリスニングの学習方法として「聞き流し」をおこなっていますが、これが効果的でない場合があります。聞き流しは、英語に触れる機会を増やすという点では有効ですが、内容を意識していなければ、向上にはつながりにくいです。
音声をただ流すだけでは脳が英語に慣れることはあっても、理解する力は向上しません。リスニングの学習には「精聴」と呼ばれる、音声の意味や文法構造を意識しながら聞くことが必要です。理解しようと集中して聞くことで、リスニングの効果が高まります。
耳だけを頼りにしているため
リスニング学習では、耳だけで聞き取ろうとする場合がありますが、これでは効率的な学習は難しいです。耳だけで音を頼りにする場合、発音の細かい違いや英語特有のリズムを捉えきれないことがあります。
耳だけでなく、視覚も活用して音声とスクリプトを併用することが効果的です。書き起こされたテキストであるスクリプトを見ながらリスニングをおこなうことで、聞き取れなかった部分や意味が分からなかった単語を確認でき、正確な理解が得られます。視覚と聴覚を連動させることで、リスニング力の向上が期待できます。
語彙や文法などの知識が不足しているため
リスニング力が伸び悩む大きな原因の一つに、語彙や文法の知識不足が挙げられます。聞き取れても知らない単語や文法が多いと、内容を正確に理解することは難しいからです。
語彙力や文法力が不足していると聞いた情報を瞬時に処理できないため、とくに長い文章や複雑な表現では理解が追いつかなくなります。リスニングを効果的に進めるためには、語彙や文法の知識を並行して学ぶことが重要です。
単語帳や文法書を活用して基礎力を固めると、聞き取れた英語をすぐに理解できるようになるでしょう。
<映画やドラマで勉強しているため
映画やドラマを使ってリスニング力を伸ばそうとする方は多いですが、映画やドラマによる学習方法には限界があります。
映画やドラマは娯楽性が高いため、内容に集中するよりも楽しさが優先されてしまい、結果として練習には効果的でない場合があるからです。
キャラクターのセリフが速すぎたり、スラングやイディオムが多用されていたりするため、初心者には理解が難しいという点もあります。映画やドラマを使ってリスニングを学習する際には、英語の字幕を併用し、発音や文法の確認をしながら進めることが必要です。
映画やドラマを使って学習する際は、スクリプトを見ながら内容を理解し、何度も繰り返し聞いて、効果的に学習を進めましょう。
使用中の教材が合っていないため
教材は、自分のレベルに合ったものを選ぶことが重要です。難しすぎる教材を使っていると、内容を理解できずに挫折しやすく、逆に簡単すぎる教材ではリスニング力が伸びません。
自分のリスニング力に適した教材を選ばなければ、効果的な学習ができない可能性があります。教材を選ぶ際には、少しチャレンジングでありながらも理解できるレベルのものを選びましょう。
学習の進み具合に合わせて教材を変え、難易度を徐々に上げていくと、リスニング力が向上します。
リスニングの勉強頻度が低いため
リスニング力を向上させるためには、継続的な学習が必要です。勉強頻度が低いと成長を実感できません。
リスニングは一度に長時間おこなうよりも、毎日少しずつでも継続して学習することが効果的です。たとえば、1日15分の短時間であっても、毎日取り組むことが大切です。
短時間でもコンスタントに続けることで、英語の音やリズムに慣れ、耳が徐々に順応します。継続が向上の鍵となるため、スケジュールに組み込みやすい学習プランを立てましょう。
リスニングを上達させるコツ
リスニング力を向上させるためには単に音声を聞くだけではなく、いくつかの重要なポイントを意識することが欠かせません。効果的なリスニング学習のためには、具体的な学習方法を取り入れましょう。
以下では、リスニング力を向上させるための具体的なコツを詳しく解説します。日常生活や学習に取り入れやすい方法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
リスニングの勉強を習慣化する
リスニング力を伸ばすためには、定期的な練習が不可欠です。1日だけ長時間するよりも、毎日少しずつ続ける方が効率的です。
英語の音に慣れるには、少なくとも毎日15分から30分を確保して英語音声に触れる習慣をつけるとよいでしょう。通勤時間や隙間時間に英語のポッドキャストやニュースを聞くなど、日常生活に自然に取り入れることが大切です。
リスニングを習慣化することで、耳が徐々にリズムやイントネーションに慣れてきます。習慣的に英語に触れることで、次第に聞き取れる単語が増え、リスニング力が自然に向上します。
頭の中で日本語に変換しないよう意識する
リスニング中に日本語に訳しながら聞いていると、理解が追いつかなくなり、結果的に聞き逃しが増えます。英語を日本語に変換しようとすると、脳が翻訳作業に時間をかけすぎてしまい、会話のテンポに遅れが生じます。
リスニングの際は、そのまま英語で理解する意識を持ちましょう。英語をそのまま理解するためには、簡単なフレーズや単語の意味を理解できるよう、語彙力を高めることが大切です。
日常的なフレーズや単語を英語のまま理解できるようになれば、リスニングスピードも格段に向上します。
わからない語彙はその都度調べる
リスニング力を向上させるためには語彙力の強化が欠かせません。聞き取れない理由の一つは、知らない単語が出てくることです。
わからない単語やフレーズに出会ったら、その場で必ず調べる習慣をつけましょう。わからないままにしておくと、同じ単語が出てきたときにまた聞き逃してしまいます。
ただし、調べた単語はその後も継続的に復習し、覚えていくことが大切です。アプリやノートを使って、新しく学んだ語彙を定期的に復習することで、リスニング中にその単語が出てきた際にスムーズに理解できるようになります。
自分に合った教材を選ぶ
教材選びは重要です。自分のレベルに合わない教材を選ぶとやる気が続かず、効果的な学習ができません。難しすぎる教材を使うと、何をいっているのかまったくわからず挫折しやすくなり、逆に簡単すぎる教材ではリスニング力が伸びにくくなります。
教材を選ぶ際は、少し高いレベルの教材を選ぶとよいでしょう。興味のあるトピックの教材を選ぶことも重要です。
たとえば、ビジネス英会話を勉強しているのであれば、ニュースやビジネス関連のポッドキャストを選ぶと、日常の英会話だけでなく、専門的な語彙やフレーズも身につけられます。自分の学習目的に合った教材を選び、楽しみながらリスニング力を向上させましょう。
アウトプットできる場所を見つける
リスニング力の向上には、実際に英語を使う機会も大切です。聞いた内容を自分で使ってみることで、リスニングとスピーキングの両方のスキルが伸びます。
たとえば、オンライン英会話や英会話サークルなどに参加し、アウトプットできる場所を見つけることが効果的です。実際に話すことで聞き取った内容を即座に理解し、反応する力が鍛えられます。
実際に会話する中で、ネイティブスピーカーがどのような表現を使っているかを学び、リスニングの精度を高めることも可能です。学んだ内容をアウトプットする機会も積極的に取り入れましょう。
mimitoreを利用する
リスニング力を効果的に向上させるために、mimitoreの活用は効果的です。mimitoreは、リスニングと発音の専門コーチングプログラムであり、個別のカリキュラムを通じて学習者の課題に合わせた指導をおこないます。
一般的な学習法ではカバーしきれない「聞き取れない音」や発音の違いを、徹底的に分析し、適切なトレーニングを提供することが特徴です。
mimitoreの強みは「音声知覚」と「意味理解」という2つの柱に重点を置いて、リスニング力を総合的に鍛える点にあります。独自の診断テスト「mimi診断」により、学習者がどのレベルなのか、細かい分析が可能です。
診断テストの分析結果にもとづいてカリキュラムがカスタマイズされるため、無駄なく効率的に学習を進められ、同時に発音も修正できます。
英語の音を正確に聞き取り、個別のレベルに応じた発音力も高まるため、単なるリスニング力の向上だけでなく、スピーキングスキルも並行して向上させられます。
mimitoreは学習者をサポートする体制が充実している点も魅力です。毎週の授業に加え、日々の復習用トレーニングがLINEを通じて配信され、隙間時間を有効活用して学習を進められます。
担当のコーチは学習者の進捗を細かくフォローし、必要に応じてアドバイスを提供するため、学習のモチベーションを維持しやすい環境が整っています。
mimitoreを利用することで、従来の自己学習だけでは難しいと感じていた「聞き取れない部分」を的確に克服でき、リスニング力の向上につながります。これから英語のリスニングを本格的に改善したい方には、専門的な指導とサポートが得られるmimitoreがおすすめです。
無料カウンセリングも承っております。リスニング・発音に特化したmimitoreをぜひご利用ください。
まとめ
英語のリスニング力を向上させるためには、単なる聞き流しではなく、効果的な勉強法を取り入れることが重要です。発音の理解や音読、シャドーイング、オーバーラッピングなど、具体的な学習方法を継続的に実践することで、リスニング力は向上します。
自分に合った教材を選び、習慣的に取り組むことも大切です。しかし、自己学習だけでは効率的に成果が出ないこともあります。
そんなときにおすすめなのがmimitoreです。mimitoreは、リスニングと発音の専門コーチングプログラムであり、個別にカスタマイズされたカリキュラムで、学習者の弱点を的確に改善します。
音声知覚や発音のポイントを徹底的に分析することで、リスニング力の向上が可能です。本格的に伸ばしたい方は、mimitoreの無料カウンセリングをお気軽にご利用ください。自分の弱点を把握し、最適な学習プランで成果を実感しましょう。