留学前に不安だった14のコトと不安解消アドバイス【Hinako vol.18】
2025年01月24日 9時58分
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本記事は、5000名以上の海外進学をサポートしてきたヒューマン国際大学機構(HIUC)の卒業生Hinakoさんにより、自身の海外大学での経験を執筆いただいています。現在は留学先のFIT(ファッション工科大学)を卒業されニューヨークで活躍されているHinakoさんですが、記事は通学いただいていた時から作成いただいており、執筆当時の情報が含まれておりますので、最新情報は案内元のサイトも合わせてご確認ください。
産経ヒューマンラーニングでは、ヒューマン国際大学機構(HIUC)からサポートを引継ぎ、海外大学進学サポートを行っております。詳しくはこちらをご確認ください。
Hey, guys! こんにちは、Hinakoです!
旅行と違って留学となると2年4年の話なので、現地に行ったことない人は今後の留学生活で不安なことがいっぱいあると思います!
自分の英語力が不安
奨学金がもらえるのか不安
現地の治安が不安
就職の不安 などなど、、
そこで今回は、アメリカ留学前に感じるであろう不安と解消するためのアドバイス
をご紹介します。留学3年目の私が1つずつ答えて行こうと思います!
【留学前に不安だった14のコトと不安解消アドバイス】
「奨学金」
=アメリカの大学からでる奨学金はどのくらいの留学生がもらっているのか。貰うのは難しいのか。
みんなもらえる訳ではないですが、私の周りの日本人で奨学金をもらっている人が結構います!大学から合格メールが届いたと同時に奨学金をもらえることになった人も!
パロマでは$500と$250の奨学金があって$250はnew studentから選ばれるみたいです。$1000を毎学期くれる学校もあるみたい!
基本的には奨学金が欲しい理由・リーダーシップ性・大学に貢献していることなどをエッセイに書き、オフィス側がそれをみて選びます。
リーダーシップ団体として有名なのがPTK(Phi Theta Kappa)
カレッジプロジェクト、ワークショップ、ボランティアの機会をもらえます。
入る条件としては
・GPAが3.5以上
・full time student(12単位以上取っていること)
そしてプラスで入会金$80(一回きり)がかかります。
入会金がかかるのですが、コミカレ入学中にPTKを通して奨学金をもらえたり、4年制大学編入時にコミカレ時代にPTKのメンバーだったことから奨学金をもらえたという場合もあります。PTKに入っている日本人留学生も結構いるので奨学金がほしい!方はぜひ入ってみて下さい。
「就職」
=日本の大学生と卒業時期が異なるので、就職活動はどんな感じですか。
コミカレ卒業後の進路は、日本で就職する、海外で就職する、日本の大学に編入する、4年大に編入するなど本当に人それぞれ。
就職に関しては毎年11月に行われる、ボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)に参加している留学生が多いです。コミカレ時代にコネクションを作っておいて、コミカレ後に現地でOPTをしている友達もいます。
あとはインタビューの際にアピールできるようなネタを、大学にいるうちに作る努力をしたり、行動グセをつければ自然と機会に恵まれると思います。
留学は長期的な計画を立てることが大切
コミカレ入学時から2年先、5年先のことを意識して日々行動しましょう。
「治安」
=銃やドラックの印象があるので、私も親も少し不安に感じてます。
大切なのは”時間”と”場所”
この2つをちゃんを気をつけていれば問題ないと思います。
ホームステイの場合は、あらかじめ治安のよくない場所を聞いておきましょう。
カリフォルニアの道は電灯がないところが多いので夜歩くととても危険。
コミカレ時代、本当なら学校に夜遅くまでいて勉強したかったのですが、歩いて登校していたこともあって夕方になったら必ず帰るようにしていました。
「英語力」
=普段日本にいたら、リスニングは映画でできても、話す機会がないのでスピーキングが不安です。
私は産経オンライン英会話を1年間毎日30分やっていてとっても力がつきました!
1ヶ月6000円で毎日できるものだったので、他社と比べると安く、ありがたかったです。
シャドウイングをするとリスニングもスピーキングも上達するのでオススメ
Google Chromeの拡張機能の”Language Learning with Netflix”は
Netflixを見ながら英語字幕・日本語字幕どちらも出てくるものなのでとっても便利です!
また個人的にはリスニング→スピーキングの順に習得することをオススメします。
留学初期に現地の人の話すスピードに驚きました。
しかもはっきり喋るのではなくゴモゴモと早いスピードで喋る人が多い!
友達が何を言っているのかわからないから、自分から会話に入れなくて、スピーキングに自信があったものの、自分の実力を発揮できない時期がありました。
映画も英語字幕をずっとつけて見ていたのですが、字幕なしに慣れておけばよかったって思いましたね。英語勉強頑張って!
「成績」
=アメリカの大学は入学するのは簡単で、卒業が難しいとよく聞くので、GPAを高く保てるか不安です。
先輩から情報をもらって留学仲間と一緒に勉強するといいと思います!
私の周りでも友達と一緒に同じ授業をとっているこがいました!
「授業」
=グループワークでコミュニケーションがちゃんとできるか不安です。
グループワークは本当に多いですね。
やっと夢だった留学をしているのに、最初の4ヶ月はクラスメイトが何を言っているのかわからないから話に入れない、何も意見を言えない。学校の帰り道はそれが悔しくて泣いて帰っていました笑笑
わからなくても、聞けば全然教えてくれるし、少しずつ慣れていきましょう。
ディスカッションすることも多いので簡単な同意表現に慣れておくといいかも。
日本語の”それな”という言葉も、英語にすると
True
Right
I know right?
Exactly
I feel you
I can relate so much! など本当に色々な表現があります!
また、日本人は英語でわからないことがあると、笑って流したり、わかったふりをすることが多いですが、これを癖にしてしまうと英語は一生上達しないです。
<理解できなかった時に使える英語>
I didn’t get it.
What do you mean?
Can you explain again?
<聞き取れなかった時に使える英語>
What was that?
Sorry?
huh?
これらの英語を使いこなそう!
ちなみに授業関係でいうと、ファイルはアメリカで買うことをオススメします。
アメリカのファイルは3つ穴が定番なので日本から持ってきたルーズリーフは一度も使うことがありませんでした笑 そのうちノートもアメリカのうっすい紙が慣れてきます笑笑
こだわりがなければ、その分スーツケースを軽くできるので、現地で買うのも全然ありだと思います。
「ホストファミリー」
=ホストファミリーとの関係を良く築き上げることができるか不安です。
知らない人と住むことになるので最初はもちろん大変だしトラブルも多いと思います。
幸運にもわたしは最高のホストファミリーに出会うことができましたが、
やっぱり最初の4ヶ月は学校にも慣れなきゃいけない、生活にも慣れないといけないので本当に大変でした、いっぱい泣いた、、、それでもいい関係を築くために努力しました!
ファミリーといる時間を多くする、共同バスルームは常にきれいにしておく、基本的なことから心がけると◎
学校も普段の生活も充実させたかったのでクラスを少なめに取ったのが正解でした!
ホストファミリーと遊びに行くこともできたし勉強とのバランスが取れて、現地に慣れ易かったと思います。
「友達」
=友達ができるか不安です。
チームに入るのをオススメします!
あとは日本人先輩の友達を紹介してもらって友達を広げるのもありだし、パーティーにいくのもあり!留学はコネクションがとても大事なのでパーティーの場に行くことも大切。
卒業した後のためにコネクションをどこかで作っておいたり、現地の人に限らず日本人とも仲良くしておくといいと思います。
もちろん遊んでばっかりなのは❌だけど、留学は遊びも勉強なところもあるので、遊ぶ時は遊んで、勉強するときはする。メリハリをつけて生活すると◎
「生活用品」
=特に肌に触れるもの(化粧水・乳液・石鹸・生理用品)がアメリカ製品は自分の肌にあうのか不安です。仕送りはどのくらいの頻度が良いのでしょうか。
基礎化粧水は必ず日本から持ってきていました!
アメリカの水が合わないせいか、ニキビがいっぱいできてしまった友達が何人かいたので、基礎化粧水は自分に合ったものを持っていくのが1番いいと思います。
仕送りは必要なときにしか送ってもらいませんでした。
2,4カ月に一回くらいです。母が郵便局から送ってくれました!
「ホームシック」
=日本の友達と家族が恋しくなった時の乗り越え方。
ホームシックは1回だけくるものではないので、3年経った今でもカルチャーショックを感じることはあります!
今言えることとしては、アメリカ生活に慣れたおかげでカルチャーショックではなく1つの”発見”として考えられるようになったのはありますね。
どんなに海外映画を見て予習しても、現地に来ないとわからないことの方が多いです。
大事なのは初心を忘れないこと。
留学前に感じていることを書き留めておくと、こっちに着た時に、前はこんな感じだったのか〜でも今は現地に慣れてきたなぁとか、成長を感じられるものになるのでオススメ。
みんな経験することなので、現地にいる日本人にアドバイスを求めのもいいかも♡
「メンタルヘルス」
=初めの頃とか特にストレスが溜まりそうなのでちゃんと発散できるかな…。
いろんなことに期待をしすぎないのも大事。
「スマホ」
=アメリカの携帯会社と契約するのがなんとなく難しそうで不安です。
私はアメリカについた次の日にホストファミリーと一緒にAT&Tに行きました。
ホストファミリーが英語を助けてくれたのでよかったです。
”I have to get U.S. number , so is it possible to come with me and help English? “
(携帯を契約したいから一緒にきて英語のヘルプしてほしい)
と一言相談したらもちろんだよ!と言ってくれました。
AT$Tの月$40のプランを契約しています。
「服」
=渡米する時どのくらい持ってった方が良いのか。
最低送れるので普段よく来て行くものや地域ごとに持って行くといいものを調べるといいと思います!
ちなみに私が思う、あるととっても便利 アメリカに持っていくものは、、、
▪︎ほんだし
すぐに日本の味がだせるので必需品。
▪︎インスタントのおかゆ
体調悪い時にささっと食べれるのがいい。
▪︎ホットアイマスク
特にファイナルウィークに欠かせない笑
▪︎ポケットティッシュ
アメリカに売ってはいるけどそこまで多く見ないので日本から持っていきます。
▪︎体を洗うゴシゴシタオル
日本食スーパーにも売っているけど、あらかじめ持っていると便利。
▪︎小さい財布・カードケース
アメリカの学生は基本ポケットに財布をいれて手ぶらで遊ぶことが多かったです。
▪︎ボトムス
私は低身長なので特にボトムスはアメリカサイズがどうしても合わない 笑
必ず日本から持っていきます。
▪︎折り畳み傘
傘をさす文化があまりないのでそもそも売ってない。
でもカリフォルニアには雨期もあるので必ず持っていこう。
「散髪」
=費用や出来が気になります。
今の時代はいろんなところに日本人がいるので、場所によっては日本人がいるヘアサロンが近くにあると思います!日本人の先輩に聞いたりして情報収集しましょう。
アメリカのサロンは場所にもよりますが、基本カラーは高めで$70〜$200( +チップ)がかかります。
ちなみに韓国風の髪型が好きな人は、韓国人が経営しているサロンに行くのがオススメ!後れ毛など可愛く仕上げてくれます♡
おわりに・・・
留学前の不安が少し減ったでしょうか?
今はコロナでこの先の留学が不安な方も多いと思いますが、コロナに負けずに頑張りましょう。今後もコロナで留学が延期してしまった方や、留学に興味がある方に向けていろんな情報を発信していこうと思います☀︎
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Hinako Ishii
日本の高校を卒業後、カリフォルニア州の2年制大学にてファッションマーチャンダイジングを専攻し卒業。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT “Fashion Institute of Technology”)でファッションビジネスマネジメントを学び、今年5月に卒業。
在学中には、THE ROW、Proenza Schouler、Carolina Herreraといった著名ブランドでVIPインターンとして経験を積み、サラ・ジェシカ・パーカー、アリアナ・グランデ、ジェニファー・ローレンスなど多くのセレブリティのスタイリングアシスタントを務める。
また、手作りのバッグブランドを立ち上げ、現在はコンテンツクリエイターとしてニューヨークで活動しながら、日本企業の海外進出のサポートなど幅広く活躍しています。