アメリカ留学の心得【Hinako vol.36】

アメリカ留学の心得【Hinako vol.36】

2025年02月04日 10時35分

アメリカ留学の心得【Hinako vol.37】

本記事は、5000名以上の海外進学をサポートしてきたヒューマン国際大学機構(HIUC)の卒業生Hinakoさんにより、自身の海外大学での経験を執筆いただいています。現在は留学先のFIT(ファッション工科大学)を卒業されニューヨークで活躍されているHinakoさんですが、記事は通学いただいていた時から作成いただいており、執筆当時の情報が含まれておりますので、最新情報は案内元のサイトも合わせてご確認ください。


産経ヒューマンラーニングでは、ヒューマン国際大学機構(HIUC)からサポートを引継ぎ、海外大学進学サポートを行っております。詳しくはこちらをご確認ください。

Hey, guys! こんにちは、Hinakoです☀︎

留学前ってYouTubeで留学関係の動画をみたり、英語をひたすら勉強して、いろんな準備をするけど、実際、行ってみないとわからないことの方が多いですよね。

なので今回は、アメリカ留学歴3年の私が留学初期に心にとめておけばよかったこと、留学前にしておけばよかったことを紹介します!

その1 留学前はReading・Grammarよりも まずListening !

トフルなどを勉強している人はReadingからSpeaking,Writingまで幅広く勉強する必要がありますが、トフルのスコアを取り終えた方は留学前に何よりもまずListeningを完璧にしておくことをごり押しします!

現地の人で日本のCD付き教材の音声のように、はっきり話す人はいないし、みんな英語を流れるようにしゃべる。

若者だとスラングが入ってくるので、本当に喋るのが早い。聞き取りづらい。

現地の英語に慣れるのに4ヶ月ぐらいかかりました。

留学前、私は映画を英語字幕付きでみていたのですが、これも間違いでした。

授業中に見る動画も字幕がついていないものが多いし、プロフェッサーも頼まないとつけてくれない。字幕に慣れてしまっていたので、授業についていくのに大変でした。

また、他国の留学生はReadingやWritingが出来なくてもListeningやSpeakingはできる人が多いので、授業中にディスカッションをする際に、日本人は置いてかれることが多いと思います。

Speakingに自信はあったものの、まず現地の人が何を行っているのか理解できなかったので、話に入ることができない。それが悔しくていつも学校帰り泣きながら帰っていました 笑

英語に自信がない人は、アジアからの留学生やキッズと仲良くなるといいかも!

アジアからの留学生(韓国・中国)は話題が合いやすいところもあるし、キッズ相手だと話すペースもゆっくりだから緊張せずにコミュニケーションが取れるとおもいます♡

その2 英語ペラペラになるまでの道のりは長い

英語には自信がある方だけど、

正直アメリカに約3年住んでいても、わからない英語なんていっぱいあります。

私自身、スラングとか、ジョークとか、いろいろ理解出来て、なにも気にせずコミュニケーションが取れるようになるまで時間がかかりました。

特に留学初期は

日本に来る前にちゃんと準備してきたのに、、

自信いっぱいできたのに、、、

と焦っている自分がいました。

でも焦りは禁物

でも、しばらくして留学生活にも慣れると

そりゃあ生まれてから東京に18年間いて、ぽーんってアメリカきたばっかでペラペラになるわけないかと思えるようになり、

焦って全く楽しめていなかった留学生活をだんだん楽しめるようになりました。

バックグラウンドも人それぞれだし、他の留学生と自分を比べることもしなくていい!

自分のペースで大丈夫!

その3 わからないときはしっかり聞く

日本人は英語を喋るときに笑って流したり、わかったふりをすることが多いです。

私もそうでした。。。

でも、この癖を直さないと英語は一向に上達しない!

わからないとき、英語を聞き取れなかった時は必ず what do you mean?やI didn’t get it と言うことを癖にしましょう。

アメリカにはいろんな国からいろんな人が来ているので、留学生のことを理解してくれる人は多いです。聞くと親切に教えてくれる人が多いのでわからなくても、ネガティブにならなくて大丈夫。

その4 挫折の心構え/挫折から得るもの

短期留学だとまた違うと思うけど、大学進学のような長期留学だと壁にぶつかることが多いです。

留学ってきらきらした部分に注目されがちだけど、大変なこともいっぱいあります。

留学初期はカルチャーショック、ホームシック、英語との戦いなど、新しい環境にadjustmentが必要になるので辛いことが多いと思うし、

”挫折は必ずある”ので留学前から、挫折に立ち向かうぞ!ぐらいの気持ちでいると心の準備ができていいかも。

私の場合は、

日本の大学に進学していたらきっと悩んでないだろうなってこととか、

留学してないと、ここまで自分と向き合うことって無かっただろうな

という体験が多いので、その分成長してるな!いい経験!と思えます☀︎

失敗した時、悩んでいる時も、きっと留学していなかったら得られなかった経験だ!とポジティブに考えられれば、どんどん留学が有意義なものになるはず!

その5 工夫して節約する

留学初期は現地に慣れてないから出費が多い気がします。

カリフォルニアは特に、基本車がないとどこにもいけないので、Uberを使い過ぎてしまったり、自転車でどこかに行こうとしても途中で道が無くなって、目的地にたどり着けなかったこともあります 笑 

それくらい車社会。

友達を作りたかったので誘いは全部断らないようにしていたし、その分、いろんなところに遊びに行ったり、外食も多かったのでお金がかかっていました 汗

(現地に慣れれば節約もしやすくなってくると思います!)

せっかくの留学だから現地で充実した時間を過ごしたいですよね。

なので、留学前はなるべく貯金しておくことをオススメします!

私も留学でお金のmanagementがいかに大切か学びました。

ニューヨークでの暮らしは本当に学生にとっては厳しいのですが、時間がある時に作り置きをして学校には必ずお弁当を持っていったり、家計簿をつけてmanagementしたり、

また、私は月に2回、Food Pantryも利用していて、そこで毎回大量にお野菜やお魚、お肉、卵など無料でもらっています!

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節約方法は工夫すればいくらでもあります!

【まとめ】

この記事では海外留学の心得を私の留学体験談とともに語りました。

\要点をおさらい!/

①日本にいるうちからListening を完璧にしておく。

②海外に住めばすぐに英語が喋れるようになる訳ではない。

③英語がわからない時は受け流さないでしっかり聞く。

④留学は楽しいことも辛いことも多い。

⑤日本にいるうちに多めに貯金しておく。

Hinako Ishii

日本の高校を卒業後、カリフォルニア州の2年制大学にてファッションマーチャンダイジングを専攻し卒業。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT “Fashion Institute of Technology”)でファッションビジネスマネジメントを学び、今年5月に卒業。

在学中には、THE ROW、Proenza Schouler、Carolina Herreraといった著名ブランドでVIPインターンとして経験を積み、サラ・ジェシカ・パーカー、アリアナ・グランデ、ジェニファー・ローレンスなど多くのセレブリティのスタイリングアシスタントを務める。

また、手作りのバッグブランドを立ち上げ、現在はコンテンツクリエイターとしてニューヨークで活動しながら、日本企業の海外進出のサポートなど幅広く活躍しています。