ニューヨークでファッション留学をする魅力【Hinako vol.33】
2025年02月03日 9時46分
本記事は、5000名以上の海外進学をサポートしてきたヒューマン国際大学機構(HIUC)の卒業生Hinakoさんにより、自身の海外大学での経験を執筆いただいています。現在は留学先のFIT(ファッション工科大学)を卒業されニューヨークで活躍されているHinakoさんですが、記事は通学いただいていた時から作成いただいており、執筆当時の情報が含まれておりますので、最新情報は案内元のサイトも合わせてご確認ください。
産経ヒューマンラーニングでは、ヒューマン国際大学機構(HIUC)からサポートを引継ぎ、海外大学進学サポートを行っております。詳しくはこちらをご確認ください。
Hey, guys! こんにちは、Hinakoです☀︎
私は高校卒業後にカリフォルニアのコミカレでファッションビジネスを学び、現在はニューヨークにあるFITに編入し、Advertising and Marketing Communicationsという専攻でファッションマーケティングや、アドバータイジング、ジャーナリスム、セールスプロモーションなどを学んでいます。
ファッション留学と聞くとパリ、ミラノ、ロンドンなどさまざまな場所がりますが、今回はニューヨークでファッション留学する魅力を紹介します。
チャンスを掴める場所
私のニューヨークのイメージは”チャンスが降ってきやすい場”。
コロナが大変な時期でない時は学校の図書館ではなく、わざとマンハッタンの街中にあるカフェで勉強することも多いです。
そして、ケータイやパソコンにFITのステッカーをわざとつけています。
理由はこのステッカーをみてたまに話しかけてくれる人がいたり、そこからビジネスチャンスが広がることがあるからです。
よくFITの学生なの?とか僕もFITの卒業生なんだよね〜って話しかけられました。
そんな出会いがあるニューヨークってやっぱり素敵だな。
街を歩いてるとNice shoes!って言われたり、その洋服かわいい!どこで買ったの?って聞かれることも多いです♡
日本だと知らない人に急に話しかけることはほぼないけど、知らない人でも話が盛り上がったり、そこからいい出会いが多いのがアメリカならではの文化だなと感じます。
現地のニューヨークファッションウィークを体験できる私はファッションウィークの、エネルギッシュで心が躍る空間が大好きです。
ソーホーや五番街はいつもファッションエネルギーで溢れているし、特にファッションウィークの間は、あちこちでショーが行われています。
ショーが行われる会場では著名人やインフルエンサー、パパラッチがたくさんいて、これが憧れていたファッションウィークなのか!と感動しました。
コロナの影響で、2020年の春〜夏は普段の活気やエネルギーはなくなり、ゴーストタウン化し、FITの寮に住んでいた時は、一歩外に出ればいっぱい人がいたのに、あの5番街でもほぼ誰もいなかった。ショックでした。
昨年の秋は活気溢れるニューヨークに戻っていたので、9月に1年半ぶりのin-personのファッションウィークに参加しました。
世界中から人が集まる場所
Big Apple、人種のるつぼと言われるくらい、本当に世界中からいろんな人種の人が集まってきます。
カリフォルニアに2年住んでたけど、本当に同じ国なのってぐらい雰囲気が違うし、現地の人もEveryhting is quick quick quickっていうくらいすごい早いペースでいろんなことが移り変わる。もちろんファッションもその1つ。
「SATC」や「Gossip Girl」などのドラマも有名なので、アメリカだけではなく世界中からファッションを学びたい人が集まってきます。
私はFITのInternational studentの団体のチームメンバーなのですが、中国、韓国、台湾、インドネシア、ポルトガル、パリ、ペルー、ジャマイカ、ドイツなど、様々な国からみんな来ています。
ファッションデザインだけではなくファッションビジネスも学べる
ニューヨークは経済活動がとっても活発なビジネスシティーなこともあるのでファッションビジネスを学ぶには超最適な場所です。
ファッションキャピタルなので、ファッション業界のキャリアも多く、PR、出版、雑誌業界、ファッションブランド、アパレル商社、など幅広いです。
大学留学など学位を取得すればOPTというアメリカで1年間働くことのできるビザがもらえるので、修了後は現地でファッション業界のキャリアを積むことができます。
FIT、パーソンズ、LIMなどの、ファッションビジネスの専攻がある大学も他の国に比べると多いです。
ショッピングエリアが多いのも魅力でニューヨークには5番街、ソーホー、ミートパッキング、ノーリタなど有名なショッピングエリアが多く、街を歩くだけでファッションの勉強になります。
アートの街ニューヨーク
メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館などアートの街とも言われるニューヨーク。
街を歩けばいろんなところでウォールアートをを見かけます。
ちなみに、FITの校舎はイラストレーション専攻の学生がシニアプロジェクトで描いたアートに囲まれていて、無料で入れる美術館もあります。ニューヨークの学生であれば無料、もしくは割引で入れるところも多いです。
今回は私が感じたニューヨークでファッションを学ぶ魅力を書いてみました。
パリ留学もいつかしたいので、いろんな場所でファッション知識を深めたいと考えています!Thank you for reading…♡
Hinako Ishii
日本の高校を卒業後、カリフォルニア州の2年制大学にてファッションマーチャンダイジングを専攻し卒業。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT “Fashion Institute of Technology”)でファッションビジネスマネジメントを学び、今年5月に卒業。
在学中には、THE ROW、Proenza Schouler、Carolina Herreraといった著名ブランドでVIPインターンとして経験を積み、サラ・ジェシカ・パーカー、アリアナ・グランデ、ジェニファー・ローレンスなど多くのセレブリティのスタイリングアシスタントを務める。
また、手作りのバッグブランドを立ち上げ、現在はコンテンツクリエイターとしてニューヨークで活動しながら、日本企業の海外進出のサポートなど幅広く活躍しています。