ニューヨーク留学ってどのぐらいかかるの?【Hinako vol.42】

ニューヨーク留学ってどのぐらいかかるの?【Hinako vol.42】

2025年02月06日 9時38分

ニューヨーク留学ってどのぐらいかかるの?【Hinako vol.43】

本記事は、5000名以上の海外進学をサポートしてきたヒューマン国際大学機構(HIUC)の卒業生Hinakoさんにより、自身の海外大学での経験を執筆いただいています。現在は留学先のFIT(ファッション工科大学)を卒業されニューヨークで活躍されているHinakoさんですが、記事は通学いただいていた時から作成いただいており、執筆当時の情報が含まれておりますので、最新情報は案内元のサイトも合わせてご確認ください。


産経ヒューマンラーニングでは、ヒューマン国際大学機構(HIUC)からサポートを引継ぎ、海外大学進学サポートを行っております。詳しくはこちらをご確認ください。

Hey, guys! こんにちは、Hinakoです☀︎

留学をするにあたって一番心配なのでが留学費用なのではないでしょうか。私のインスタではよくお金に関する質問がいっぱいきます。なので今回はずっと書きたいなと思っていた、『留学のお金の話』をしたいとおもいます。

参考になれば嬉しいです!

1.学費、生活費が心配です。どのくらいかかりますか?どうやりくりしていますか?バイトなど。

【学費】

FIT(Fashion Institute of Technology)の学費は、Associateで1学期$7,935、Baccalaureateで$10,846。なので1年分の学費(2学期+夏学期の3学期)は200~350万円になります。

※夏学期の履修は自由です。

※費用は2022年12月時点

hinako43-2.png

【生活費】

NY市は家賃と物価がとっても高く、アパートのワンルームの1ヶ月の家賃が1,500~2,000ドルくらいします。なので、シェアで住んでいる人がほとんどです。

シェアの1部屋でも600~800ドルなので、私はかなり節約して、生活費1,300ドル/月くらいで生活していますが、少なくとも1ヶ月1,500ドル以上はかかると考えていた方がいいです。つまり、授業料と合わせると1年間400~500万円です。

▼1,300ドル/月の詳細はこんな感じ

家賃:$720

食費 :$150~200

交通費 :$127

携帯:$55

交際費:$200~300

授業料はいつもクレジットカードで支払い、家賃と生活費の一部は親に仕送りをしてもらっていて、数ヶ月分をまとめて、『Wise』というサイトでオンライン送金してもらっています。

【家賃】

私が住んでいるのはブルックリンにあるクラウンハイツという場所で、郊外にあるので家賃が比較的安めです。キッチン、バスルームシェアで、他に3人のルームメイトがいます。$720/月で、冬は暖房費として$45/月が(12月〜3月まで)加算されます。

賃貸アパートを探す場合、不動産会社を使う方も多いかと思いますが、その場合、通常不動産手数料/ブローカーフィー(Broker fee)が発生します。大抵1年間家賃の15%分を払わないといけないので、1ヶ月の家賃が1,500ドルだとすると、最初の月に、$2,700(Broker fee), $1,500(家賃), $1,500(deposit)、の$5,700を払わないと行けません。

流石にこんなに払えないので、私は『mixb』というサイトで大家さんに直結で連絡できて、手数料のかからない物件を探しました。

【バイトや仕事、インターン】

私はFITの『Internatinal student office』で留学生やオフィスのお手伝いをしています。

(時給は$15で週20時間まで働くことができます。)

あとは、ブルックリンのウィリアムズバーグにある古着屋さんでも有給インターンをしていたり(時給$15)、フリーランスでやっている仕事もあるので、それでやりくりしています。収入源は複数持っておくと安心です。

【節約について】

時間のあるときに『作り置き』を作るようにしていて、学校には毎日お弁当を持って行っています。食材はフードパントリーで無料でもらっているので、スーパーには週1で行くか行かないかという感じ。また、ニューヨークで外食するととても高いので、外食は月に一回ぐらいしか行きません。(カフェでコーヒーやスナックを買ったりはよくしますが)

hinako43-3.jpg

レストランで食べるのも楽しいけど、食材を各自持ち寄って友達の家に行って、話しながらディナーを作る方が楽しいし、節約にもなります♡

もちろん友達との時間も大切なので、無理のない程度で外食と自炊のバランスを図るようにしています。

また、毎日家計簿をつけてお金の管理もしています。当たり前のことですが、日々の節約がとても大事。節約方法は工夫すればいくらでもあるので、

留学生必見 節約術20選【Hinako vol.17】

こちらの記事を参考に♡

2.留学の費用はどう用意しましたか?

学費は親に払ってもらっています。(感謝しかありません、、必ず将来返します。)

また、コミカレの2年間の間は日本学生支援機構から奨学金を借りていました。(HIUCのカウンセラーさんに紹介して頂いたので、気になる方は相談してみてください!)私が通っていた高校は、高校3年の3学期はほとんど授業がなかったので、その時期から本格的にバイトを始めました。

周りの友達は日本の大学の試験勉強でとっても忙しくしている中、私は周りに秘密でバイトをして、ひたすら貯金をしていたという感じです。

3月に学校卒業して、8月の渡航の間はHIUCに通いながらバイトをしていました。

また、学生ビザだと学校以外でバイトができないので、家賃分をフライト代に回して、長期休みの間は必ず日本に帰ってきてバイトをしていたり、コミカレ卒業してFITに編入するまで1年間日本に帰ってきていたのでその間もバイトをしてお金を貯めていました。

3.奨学金はもらえますか?

私が通っていたパロマカレッジというコミカレは年に1度、$500(1名)と$250(2名)の給付型の奨学金がありました。他の大学に比べると金額は少なく、競争率も高いですが、日本人の友達でもらっている子が何人かいました!

現在パロマに通っている友達に聞いたところ、コロナの影響で支援が必要な生徒は2021年秋学期に$1,500、2022年春学期に$2,000、そしてプラスで$1,000もらえたそうです!

絶対に給付型の奨学金がほしい場合は、大学に奨学金があるかを確かめてから、大学を決めるといいと思います。

FITは州立大学なので留学生に対する奨学金はほぼゼロなのですが、コロナの影響で支援が必要な生徒の為に、

・Emergency food releaf(レストランなどで使える$50のギフトカード)

・Basic Necessities Supplies Kit(洗剤やトイレットペーパーが無料でたくさんもらえるもの)

・Emergency relief fund($500の給付型奨学金)

の募集があり、エッセイを提出したところ、全てもらうことが出来ました!

成績維持を頑張っていてよかった!

hinako43-4.png

奨学金などの情報は全て学校のメールで送られてくるので、メールは毎日チェックしましょう。

私のニューヨーク留学の費用について紹介しました!あくまでも一例なので、住む場所やライフスタイルで大きく変動しますが、参考になれば嬉しいです!

Hinako Ishii

日本の高校を卒業後、カリフォルニア州の2年制大学にてファッションマーチャンダイジングを専攻し卒業。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT “Fashion Institute of Technology”)でファッションビジネスマネジメントを学び、今年5月に卒業。

在学中には、THE ROW、Proenza Schouler、Carolina Herreraといった著名ブランドでVIPインターンとして経験を積み、サラ・ジェシカ・パーカー、アリアナ・グランデ、ジェニファー・ローレンスなど多くのセレブリティのスタイリングアシスタントを務める。

また、手作りのバッグブランドを立ち上げ、現在はコンテンツクリエイターとしてニューヨークで活動しながら、日本企業の海外進出のサポートなど幅広く活躍しています。