TOEIC®TESTSのライティングはどんなテスト?その対策方法とは?

TOEIC®TESTSのライティングはどんなテスト?その対策方法とは?

TOEIC®TESTSのライティングはどんなテスト?その対策方法とは?

TOEICには、TOEIC® L&R TEST(TOEIC® LISTENING AND READING TEST )の他、TOEIC® S&W TESTS(TOEIC® SPEAKING AND WRITING TESTS)の試験もあります。就職活動やキャリアアップにおいて、TOEIC® L&R TESTのスコアを基準としている企業が多い等の理由から、TOEIC® L&R TESTの受験者数は他のテストに比べて圧倒的に多く、世間的にTOEICと言えばTOEIC® L&R TESTを指します。ただ、最近では大学入試の傾向としても「読む・書く・話す・聞く」の4つの技能が求められるようになり、TOEIC® S&W TESTS(TOEIC® SPEAKING AND WRITING TESTS)の受験者数が増えてきています。そこで、今回はTOEIC® S&W TESTSで出題されるライティングについてお伝えします。

TOEIC®TESTSの概要

TOEIC(Test of English for International Communication)とは、日常生活やビジネスで使える生きた英語の力を測定し、スコアで評価を表す世界共通の筆記試験のことです。TOEICには「TOEIC® TESTS」と「TOEIC BRIDGE® TEST」という2つのカテゴリがあり、その中には「TOEIC®L&R TEST」、「TOEIC® S&W TESTS」、「TOEIC® SPEAKING TEST」、「TOEIC BRIDGE® L&R TEST」、「TOEIC BRIDGE® S&W TESTS」の5種類の試験があります。

このうち日本でメジャーとなっているのがTOEIC® L&R TESTです。2018年度の受験者数は、TOEIC® L&R TESTが約245万6,000人で、TOEIC® S&W TESTSが約3万9,300人、TOEIC BRIDGE® L&R TESTは約16万5,000人です。就職活動やキャリアアップにおいて、TOEIC® L&R TESTのスコアを基準としている企業が多い等の理由から、TOEIC® L&R TESTの受験者数は、他のテストに比べて圧倒的に多く、世間的にTOEICと言えばTOEIC® L&R TESTを指しています。

ただ、最近では大学入試の傾向としても「読む・書く・話す・聞く」の4つの技能が求められるようになり、TOEIC® S&W TESTS(TOEIC® SPEAKING AND WRITING TESTS)の受験者数が増えてきています。そこで、今回はTOEIC® S&W TESTSで出題されるライティングについてお伝えします。

TOEIC® S&W TESTSのスピーキング対策については「TOEIC® SPEAKING TESTの対策方法と高得点のコツ」をご参照ください。

TOEIC® S&W TESTSの概要

テストの受験料

試験の種類 受験料
(10%税込)
追加申込み期間の受験料
(10%税込)
試験日・時刻・会場の変更手数料
(10%税込)
キャンセル手数料
TOEIC® S&W TESTS
(TOEIC® SPEAKING & WRITING TESTS)
スピーキング+ライティング
10,450円 13,200円 2,750円 5,000円

2021年度の実施スケジュール

TOEIC® S&W TESTSが開催されるのは年24回です。1日に2回(午前と午後)テストがあり、年に12日(土曜または日曜)となります。

実施 申込期間
2021年6月13日(日) 2021年4月28日(水) 10:00 ~ 2021年5月28日(金) 15:00
2021年7月11日(日) 2021年5月28日(金) 10:00 ~ 2021年6月25日(金) 15:00
2021年8月8日(日) 2021年6月25日(金) 10:00 ~ 2021年7月23日(金) 15:00
2021年9月5日(日) 2021年7月23日(金) 10:00 ~ 2021年8月20日(金) 15:00
2021年10月10日(日) 2021年8月20日(金) 10:00 ~ 2021年9月24日(金) 15:00
2021年11月7日(日) 2021年9月24日(金) 10:00 ~ 2021年10月22日(金) 15:00
2021年12月5日(日) 2021年10月22日(金) 10:00 ~ 2021年11月19日(金) 15:00

当日のタイムスケジュール

テスト当日は1日2回行われ、受験者は午前と午後のうち決められた入場時間にテスト会場に入る必要があります。この決められた時間を過ぎてしまうと受験はできませんので、テスト会場へは早めに到着するように行動してください。テスト会場に入れる時間帯は以下の通りです。

午前の部 午後の部
入場時間 10:30~10:45 13:45~14:00

テスト会場に入ると、本人確認書類の確認・公式認定用の写真撮影を行い、それらが終われば指定された座席でテストが始まります。

テストは一斉に開始するのでなく、受験者それぞれのタイミングでテストを始める方式となっています。受付で配られる受験のしおりを読み、準備が整い次第パソコンを操作して、テストを始めます。なお、テストの終了時間も決まっていません。テスト時間はスピーキング約20分・ライティング約60分、合計約1時間20分となっており、テストを終えた方から順に帰宅できます。

当日の持ち物

当日の持ち物は本人確認書類のみです。日本で発行され、有効期限内の写真つきの本人確認書類(コピー不可)が必要となります。本人確認書類として、以下のいずれかをお持ちください。

  • 運転免許証
  • 学生証/学生手帳/生徒手帳
  • パスポート(パスポートは海外発行も可)
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳カード
  • 外国人登録証明書
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 運転経歴証明書
  • 障害者手帳(身体/精神)
なお、当日に忘れてしまった場合には受験できませんのでご注意ください。

TOEIC® S&W TESTSライティング問題構成と対策方法

ライティングテストの問題は全部で8問です。問題の種類は大きく3つあり、「写真描写問題」「Eメール作成問題」「意見を記述する問題」に分かれています。

内容 問題数 解答時間 課題概要 評価基準 採点スケール
Write a sentence based on a picture
(写真描写問題)
5 5問で8分 与えられた2つの語(句)を使い、
写真の内容に合う一文を作成する
文法
写真と文章の関連性
0~3
Respond to a written request
(Eメール作成問題)
2 各問10分 25~50語程度のEメールを読み、
返信のメールを作成する
文章の質と多様性
語彙
構成
0~4
Write an opinion essay
(意見を記述する問題)
1 30分 提示されたテーマについて、自分の意見を
理由あるいは例とともに記述する
理由や例を挙げて意見を述べているか
文法
語彙
構成
0~5

ここからは種類ごとにサンプルの問題と対策方法をご紹介します。

写真描写問題の内容と対策方法

内容 問題数 解答時間 課題概要 評価基準 採点スケール
Write a sentence based on a picture
(写真描写問題)
5 5問で8分 与えられた2つの語(句)を使い、写真の内容に合う一文を作成する 文法
写真と文章の関連性
0~3

最初の5問は写真描写問題。画面には写真と、2つの英単語もしくは熟語が表示されます。この2つの英単語もしくは熟語を使い、写真に合った1文を作る問題となります。

対策として知っておきたいのが解答のポイント。以下の3つのポイントは必ず押さえましょう。

  • 文法が正しいか
  • 与えられた英単語(もしくは熟語)を使っているか
  • 写真と記述が関連しているか

問題文で指示されているのは、指定の英単語(もしくは熟語)を使って、写真に合う1文を作ること。文章自体は長くても短くても問題はありません。スペルミスや文法ミスは致命的で減点対象となりますので、ケアレスミスを防ぐためにも、不必要に文章を長くしないこともテクニックです。難しい英単語を避けて指示に即した1文を書きましょう。

また、8分で5つの問題に答えることになりますが、解答順は決まっていないため、思い浮かばなかったら次の問題を解き、必要に応じて前の問題に戻って解答することができます。そのため、解答が浮かばなかったらすぐに次の問題に取り掛かるというように、1つの問題にとらわれず、解答の時間配分を考えて問題に取り組みましょう。

Eメール作成問題の内容と対策方法

内容 問題数 解答時間 課題概要 評価基準 採点スケール
Respond to a written request
(Eメール作成問題)
2 各問10分 25~50語程度のEメールを読み、
返信のメールを作成する
文章の質と多様性
語彙
構成
0~4

続いてはEメール作成問題。短いEメールの文章を読み、それに対する返信内容を作成する問題が2つ出題されます。

まず押さえておきたいのが、次の問題に進んでしまったら戻れなくなるという点です。先ほどの写真描写問題では、分からないところは飛ばして解答し、前の問題に戻って解答することができました。しかし、こちらのEメール作成問題では前の問題に戻ることはできません。制限時間が10分に設定されていますが、それよりも早く解答できた場合には、すぐに次の問題に進むのではなく、一度立ち止まって必ず見直しましょう。

続いて、対策として知っておきたいことの中でも大切なのはEメールのテンプレート。日本語でもEメールのやり取りで決まった言い回しがあるように、英語にもテンプレートがあります。

■Eメールのテンプレート

≪冒頭の挨拶≫
Dear ○○,(○○さんへ)
Thank you for your e-mail.(Eメールをくださり、ありがとうございます。)

≪本文≫
I would like to ask you three questions.(あなたに3点ご質問したいと思っています。)
First,~~.(1つ目は、~~。)
Second,~~.(2つ目は、~~。)
Third, ~~.(3つ目は、~~。)

≪結びの挨拶≫
Regards,(よろしくお願いします)

また、指示に対して適切に解答する必要があります。例えば、サンプル問題では「少なくとも2つ要求する(make at least TWO requests)」ように指示が出ています。これに対しての解答で、要求が1つで終わってしまうと減点の対象になります。問題文をよく読み、何が求められているのかを把握することが重要です。

意見を記述する問題の内容と対策方法

内容 問題数 解答時間 課題概要 評価基準 採点スケール
Write an opinion essay
(意見を記述する問題)
1 30分 提示されたテーマについて、自分の意見を
理由あるいは例とともに記述する
理由や例を挙げて意見を述べているか
文法
語彙
構成
0~5

最後は、意見を記述する問題。テーマの内容と質問が出題され、自分の考える意見と、それを支える根拠・例示が求められます。

この問題に解答する時には、自分の意見や、賛成か反対か等の立場を明らかにし、その意見や立場を支える根拠・例示を提示する必要があります。論理の展開やまとまりも評価の対象となるため、文章を書く時の順番も大切なポイントです。そこで使えるPREP法です。PREP法の書き方としては、最初に主張(あるいは立場)を明確にして、その理由・例示を挙げます。そして文章の最後にまとめとして再度主張をする、賛成か反対かを伝えるものです。以下のように、「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字を取ってPREP法と名がつけられています。

Point:主張・立場を明らかにする
Reason:理由を伝える
Example:例示を伝える
Point:まとめとして主張・立場を明記する

論理的な文章を作成するためには、こうした型を知っておく必要があります。ただ、文章の型を知っているからといってすぐに論理的な文章が書けるわけではありません。この論理構成に即して何度も文章を書いて、添削してもらうことでようやく論理的な文章の書き方を身につけることができるでしょう。

その他の対策方法とは?

問題の種類ごとに、問題の内容とそれぞれの対策方法をご紹介しましたが、全体に共通して行うべき対策として、3つの方法をお伝えします。

公式問題集を使う

テストを対策するに当たって出題傾向を知ることは非常に重要です。どのような問題がどのくらい出題されるのかを知り、その対策をしましょう。こうした問題集・参考書を活用し、体が慣れるまで繰り返し、勉強してください。

公式問題集(TOEIC® S&W TESTS)

TOEIC® Speaking & Writing 公式 テストの解説と練習問題

出典:TOEIC® Speaking & Writing 公式 テストの解説と練習問題

タイピングに慣れる

TOEIC® S&W TESTSは、パソコンを使って解答していくことになり、ライティングテストはキーボードで入力していくことになります。そのため、タイピングのスキルもある程度必要です。それも英語でタイピングすることになります。日本語でのタイピングが得意な方でも、英語を打つとなると感覚が変わりますので、英語でのタイピングも練習していきましょう。

タイピングに慣れると、精神的にも時間的にも余裕が生まれます。当然タイピングが得意なほうが、テストでも有利になりますので、ライティングの勉強をする時には、実際にパソコンを使って打ち込んでみる等して練習してください。

英語で日記やエッセイ等の文章を書く

ライティング力を上げるには、繰り返しアウトプットを行うことが大切ですので、とにかく英語を書いていきましょう。日記やエッセイの他、日常感じている主張(例えば電車での飲食をどう思うか、スマホ歩きをどう思うか等)を英語で文章にしてみてください。

この時のポイントが最初に日本語で文章を書くこと。日本語を翻訳する形で文章を書き進めていきます。そうすると、「この文章はどう表現すればいいの?」「この言葉の英語は何?」と疑問が浮かびます。そのタイミングで調べることで、新たな英語の知識を身につけることができます。

ただし、1つ注意点があります。ライティング力を上げるには、アウトプットの量を増やすことが大切とお伝えしましたが、闇雲にライティングするのは効率的とは言えません。書いた英文を、英語に精通した人に添削してもらい、使っている英単語・表現が適切かどうか等を把握しましょう。ライティングしては添削してもらう、このループを繰り返していくことが大切です。ただ、添削してくれるような方ってなかなかいないですよね…。そこで役立つのがオンライン英会話です。

オンライン英会話を活用してTOEIC® S&W TESTSのライティング対策をしよう

オンライン英会話のレッスンの際に、ライティングした文章を講師に見せ、添削してもらうことも可能です。英語に精通した人に英文を見てもらうだけなら、オンライン英会話以外に、スクール英会話の活用も考えられます。ただ、添削の頻度と料金を考慮すると、オンライン英会話がおすすめです。

プランや教室にもよりますが、スクール英会話のレッスン頻度は週1回で、料金は月額10,000円超(1レッスン3,000円~5,000円ほど)となります。一方、オンライン英会話の多くは毎日1回25分のレッスンを受けられ、月額6,000円~7,000円です。アウトプットと添削のスパンを短くし、繰り返し行っていくには、オンライン英会話がおすすめできます。もちろんオンライン英会話は、TOEIC® S&W TESTSのスピーキングテストの勉強としても役立ちます。

ちなみに、産経オンライン英会話Plusは毎日25分フィリピン人講師とのマンツーマンレッスンを受けられるプランで月額6,380円(10%税込)です。これは1レッスン当たり税込みで205円となります。詳細は料金ページをご覧ください。
料金が安いと聞いて「レッスンの品質はどうなの…?」と不安になるかもしれませんが、産経オンラインPlusでは採用率1.2%という狭き採用試験に合格した優秀な講師陣を揃えていますので、安心して受講していただけるかと思います。「口で講師が優秀と言われても…」そう思う方もいるでしょう。たしかに実際にレッスンを受けてみなければ、レッスンの品質がどうか、自分に合うかどうかは分からないでしょう。産経オンライン英会話Plusなら無料体験レッスンを受けられますので、まずは実際にレッスンを体験してみてはいかがでしょうか。

フィリピン人講師2回、ネイティブ講師または日本人講師1回のレッスンを無料でお試しいただけます。無料体験お申し込みの後、自動的に料金が発生することはないので、ご安心してお申し込みください。

無料体験レッスン

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*L&R means LISTENING AND READING.
*S&W means SPEAKING AND WRITING.