【初心者向け】韓国語の勉強法！独学で楽しく続けるコツとおすすめの教材

「韓国語を勉強したいけど、何から始めればいいの？」と思っていませんか？
韓国語は、日本語と共通点が多く、日本人にとって学びやすい言語のひとつです。
この記事では、韓国語を勉強するメリットや初心者向けの学習法、続けるコツまで詳しく紹介します！

韓国語を勉強するメリットとは？

①K-POPや韓国ドラマをもっと楽しめる

K-POPの歌詞や韓国ドラマのセリフを理解できると、楽しさが何倍にも広がります！
推しのSNS投稿をそのまま読めたり、字幕なしでドラマや配信を楽しめたりするのも魅力ですよね。

＜必要なレベル目安＞
🎯 **韓国ドラマを韓国語字幕で楽しめる → 中級（TOPIK 3級〜4級）**が目安
📺 バラエティやトーク番組を字幕なしで楽しめる → 上級（TOPIK 5級以上）

💡 背景を知るとストーリーがより深く理解できる！
韓国ドラマには歴史的な出来事や文化が反映されていることが多いです。
例えば：
『トッケビ』 → 韓国の伝説や神話がベースになっている
『イカゲーム』 → 韓国の社会問題や昔の遊びを知っていると、より深い意味が分かる

K-POPの歌詞にも韓国の文化が隠れていることがあり、意味を知ると推しの曲がもっと楽しめるようになります。

②韓国旅行がより快適に

韓国語が少しでも話せると、旅行中の会話がスムーズに。
現地の人と簡単な会話をしたり、お店で韓国語を使って注文したりできると、旅がもっと楽しくなります。

＜必要なレベル目安＞
🔰 初級（TOPIK 1級〜2級 / ハングルが読める＆簡単な単語が分かる）

💡 観光だけでなく、現地の人との会話や歴史的なスポットも楽しめる！
例えば：
**景福宮（キョンボックン）**に行くとき → 韓国王朝の歴史を知っていると楽しさ倍増！
**仁寺洞（インサドン）**で文化を体験 → ハングルの看板が多く設置されており、有名チェーン店もハングルで表記さている！

また、韓国の歴史を知ると、現地の人と深い話ができるようになり、旅行の楽しさがアップ！

③韓国の文化や歴史を深く理解できる

韓国語を学ぶことで、韓国の文化や歴史への理解も深まります。
ニュースや書籍も韓国語で読めるようになると、現地の視点を知ることができます。

💡 比較することで、日本文化の理解も深まる！
韓国と日本には似ている文化も多いですが、違いを知ることでより興味が深まります。
例えば：
食文化の違い → 韓国は基本的に「シェア文化」、日本は「個別」
お辞儀 vs. アニョンハセヨ（안녕하세요） → あいさつの仕方の違い

こうした違いを知ることで、韓国をもっと身近に感じられるようになります！

韓国語の勉強を始める前に知っておくべきポイント

①組み合わせるだけ！実は難しくないハングル

ハングルがわからないと読めない韓国語は、覚えるのが大変そうに見えるかもしれません。ですが、実はハングルは規則的でとても覚えやすい文字なんです。
ひらがなもハングルも、またアルファベットも分類としては音を表す「表意文字」の仲間です。「文字の組み合わせ」で成り立っているので、ルールを知ればすぐに読めるようになります。

②韓国語と日本語の共通点（語順・漢字語）

韓国語は、日本語と語順が同じなので、文法を理解しやすいのが特徴です。

＜日本語→韓国語＞

＜日本語→英語＞

また、「病院/병원(ピョンウォン）」や「約束/약속(ヤクソク）」など、漢字語がそのまま使われている単語も多く、意外と親しみやすい言語です。

③発音の違いに慣れるコツ

韓国語には、日本語にない発音（ㅇ/ㄹ/ㅋ など）がありますが、初めは完璧に発音しようとせず、耳で聞きながら慣れるのがコツです。
リスニングやシャドーイングを活用すると、自然に身についていきます。

💡 日本人の発音で韓国語を話しても理解してもらえる？

✅ 簡単な日常会話なら通じることが多い！
韓国の人は、日本人が韓国語を話していると分かると、聞き取ろうとしてくれます。
特にゆっくりはっきり話せば、発音が完璧でなくても理解してもらえることがほとんどです。

🚨 ただし！韓国語は発音によって意味が変わる単語が多いので、気をつけたいポイントもあります。

こうした発音を間違えると、意味が変わってしまうこともあるので、基本の発音は意識して学ぶのが大切です。

初心者におすすめの韓国語勉強法【独学OK】

１．単語は「音」と一緒に覚える

韓国語の単語は、発音とセットで覚えるのがポイント！

①「ネイティブ音声付きの単語帳」を活用する

韓国語の単語帳には、音声付きのもの がたくさんあります。
スマホアプリやCD付きの単語帳を使って、単語を「見て・聞いて・声に出す」練習 をしましょう！

📖 おすすめの単語帳
🔹 『キクタン韓国語』シリーズ（音楽のリズムに合わせて覚えられる）
🔹 『できる韓国語 単語帳』（会話でよく使う単語が厳選されている）
🔹 『韓国語単語スピードマスター』（ネイティブ音声付きで発音が学べる）

🔹 おすすめの使い方
📌 STEP 1：単語を「音を聞きながら」見てみる
📌 STEP 2：音声に合わせて発音してみる
📌 STEP 3：「音だけを聞いて」意味を思い出す

🎧 音を意識しながら、視覚＋聴覚＋発声を組み合わせると効果UP！

② K-POPの歌詞を使って楽しく覚える！

K-POPの歌詞には、よく使う単語やフレーズ がたくさん出てきます！
お気に入りの曲を使って、単語を覚えるのもおすすめです。

🎶 やり方
1️⃣ 好きなK-POPの曲を選ぶ
2️⃣ 歌詞を見ながら、分からない単語をチェック
3️⃣ 音声を聞いて、単語の発音を確認
4️⃣ 何度も繰り返し聞きながら、発音してみる！

📌 ポイント！
✔ リズムに乗せて覚えると、記憶に残りやすい！
✔ 「この単語、歌詞に出てきた！」と発見があると楽しく続けられる！

③ スマホの言語を韓国語に変えて「生活の中で」覚える

普段使っているスマホの 設定を韓国語にする だけで、よく使う単語が自然に覚えられます！

💡 初心者向けのやり方
1️⃣ まずは 「アプリ名だけ韓国語」に変更（例：カカオトーク、Instagramなど）
2️⃣ 慣れてきたら、スマホの言語設定を韓国語に！
3️⃣ 見慣れた単語がどんどん増えていく！

📌 ポイント！
✔ 毎日何気なく見る単語を、自然に覚えられる！
✔ 「あ、これ韓国語でこう言うんだ！」 という発見が楽しい！

2．文法は簡単なパターンから学ぶ

まずは「～です / 입니다 (イムニダ）」「～します / 합니다 (ハムニダ）」の基本表現をマスターしましょう。

「입니다」と「합니다」を最初に学ぶメリット

韓国語の文法は、名詞 + です / 입니다 (イムニダ）と 動詞 + します / 합니다 (ハムニダ） の2つのパターンを理解すれば、👉 すぐに簡単な韓国語の文章を作れるようになります！

3. リスニングはK-POP・韓ドラで楽しく学ぶ

＜ドラマから学ぶ場合の学習方法＞

字幕を活用する段階的アプローチ：
第1段階: 日本語字幕で視聴し、ストーリーと登場人物の関係を把握します。​
第2段階: 韓国語字幕に切り替え、聞こえる音と文字を照らし合わせます。​
第3段階: 字幕なしで視聴し、リスニング力を試します。​

シャドーイングの実践:
印象的なセリフや日常会話を選び、登場人物の発話に続いて自分でも発音してみます。​
これにより、発音やイントネーションの向上が期待できます。​

語彙と表現の収集:
視聴中に気になった単語やフレーズをメモし、後で意味や使い方を調べます。​
これを繰り返すことで、語彙力が着実に増加します。

＜K-POPから学ぶ場合の学習方法＞

歌詞の事前確認:
楽曲を聴く前に、韓国語の歌詞とその日本語訳を確認し、内容を理解します。​

リスニングとリピーティング:
曲を聴きながら、歌詞を目で追い、可能であれば一緒に歌ってみます。​
これにより、リスニング力と発音が向上します。​

語彙と文法の学習:
歌詞中の新しい単語や文法構造をピックアップし、ノートにまとめます。​

4. アウトプットの習慣をつける

​オンラインレッスンを活用して、どんどん話して定着させましょう！
なぜオンラインレッスンが効果的なのか、ご紹介します！

シャドーイング: 聞いた韓国語をそのまま真似して繰り返す方法です。発音やイントネーションを意識しながら行うことで、より自然な発音やフレーズを身につけることができます。

録音して自分でチェック: 自分の発音を録音し、後で聴き直してみる方法も有効です。これにより、自分の発音や表現を客観的に確認できます。

韓国語学習におすすめの無料＆有料教材

試験を受ける（TOPIK・ハングル検定）

資格試験を目標にすると、モチベーションが上がります。

1. TOPIK（韓国語能力試験）とは？

TOPIKは、韓国語を母語としない人を対象とした韓国政府公認の試験です。この試験は、韓国での就職や大学進学など、韓国語の能力を証明するために広く利用されています。また、韓国語を学ぶモチベーションを高めるためにも非常に効果的な資格です。出題も韓国語で書かれています。

試験の構成:

TOPIK I（初級）: 1級と2級の2段階に分かれており、主に基本的な韓国語の理解力を測ります。
内容: 読解（50分）、聞き取り（40分）
試験範囲: 基本的な単語や文法、日常会話

TOPIK II（中級〜上級）: 3級から6級の試験があり、韓国語を使ったコミュニケーション能力や文法、表現力を測ります。
内容: 読解（70分）、聞き取り（40分）、書き取り（60分）
試験範囲: 中級〜上級の語彙や文法、作文能力

2. TOPIKを受けるメリット

学習のモチベーションが上がる: 明確な目標を持って勉強することで、学習の意欲が湧きやすくなります。
就職や進学の際に役立つ: 韓国での就職や大学への入学に必要な場合が多く、TOPIKは履歴書にも記載できる資格です。
韓国語力を客観的に測ることができる: 自分の韓国語の実力を証明する手段として役立ちます。

3. TOPIKに向けた学習方法

TOPIKの学習を始める際には、以下の方法をおすすめします。
何から勉強しようか悩んでいる方は、資格勉強から始めることもおすすめです。

1.語彙力の強化

TOPIK IやTOPIK IIで出題される単語を覚えることが、合格への第一歩です。特に、基本的な単語や表現は試験の頻出項目となります。

単語帳の利用: TOPIKに特化した単語帳やアプリを使って、試験に必要な語彙を集中的に覚えましょう。例えば「TOPIK単語帳」などの教材を使うと効果的です。
フラッシュカード: AnkiやQuizletなどのアプリを使って、単語を繰り返し復習し、記憶を定着させましょう。

2. 文法の基礎を固める

TOPIKでの文法問題では、基礎的な文法知識が問われます。韓国語の文法は日本語に似ている部分もありますが、違いも多いため、しっかりと理解することが重要です。

文法書の活用: TOPIK用の文法書を使って、試験に頻出する文法パターンを学びましょう。特に、TOPIK Iの初級では基本的な助詞や接続詞を理解することが大切です。
練習問題を解く: 文法書に付属する練習問題や過去問を解き、理解を深めましょう。

3. リスニングの練習

リスニングは試験の中で重要な部分を占めており、韓国語の音に慣れることが必要です。リスニング力を高めるための方法は以下の通りです。

過去問を使う: TOPIKの過去問を解き、実際の試験形式に慣れましょう。
韓国語のニュースやドラマを聞く: リスニング力を高めるために、韓国のニュースやドラマ、YouTubeでの韓国語レッスンを活用しましょう。
速度を上げて練習: 韓国語の会話スピードに慣れるため、最初はゆっくりとした音声から始め、徐々に速い音声にも対応できるようにしましょう。

4. 読解力を伸ばす

読解問題は文章を理解する能力が問われる部分で、速読力も必要です。

短い文章から始める: 初級者は、簡単な新聞記事や短い文章から始めて、理解力を高めましょう。
長文読解に取り組む: TOPIK IIでは長文読解の問題が出題されるため、少しずつ長い文章を読む練習をしましょう。

5. 過去問を解く

TOPIKの過去問は、試験形式に慣れるために必須です。実際に解いてみることで、自分の弱点を把握し、効率的に学習できます。

過去問の反復練習: 過去問を繰り返し解くことで、試験のパターンに慣れることができます。
模擬試験を受ける: 時間を計って模擬試験を受けることで、試験の本番に向けた準備ができます。

4. おすすめのテキスト・教材

「TOPIK公式問題集」: TOPIKの公式問題集は、試験の問題形式や出題内容に慣れるための必須アイテムです。
「TOPIK単語帳」: 初級、中級向けの単語帳を使って、頻出単語を覚えましょう。
「韓国語文法書」: 文法に特化した書籍で、TOPIKに頻出の文法をしっかり学びます。
オンラインコース: YouTubeやオンラインレッスンを利用し、実際に試験を想定した練習をするのも効果的です。

5. 試験の頻出内容と学習の順番

• 初級（TOPIK I）: 基本的な語彙、簡単な文法、日常会話が中心。初心者は、まずハングルの基本や発音を学び、簡単な会話表現を覚えることから始めましょう。
• 中級・上級（TOPIK II）: 読解力や作文、難易度の高い文法・語彙が求められます。中級以上になると、より高度な表現や会話力が求められるため、日常会話に加えて、ニュースやビジネス用語なども学ぶ必要があります。
  

韓国語勉強の継続が難しい人へ！挫折しないコツ

1. 「好きなもの」と組み合わせる（K-POP・ドラマ・推し活）

好きなアイドルやドラマを活用すると、楽しみながら学習を続けられます。
先ほど紹介した方法でドラマや歌から単語を学んで、モチベーションを維持しましょう！

2. 毎日5分でもOK！スキマ時間の活用法

通勤・通学時間に単語アプリを使うなど、短時間でもコツコツ続けることが大切です。
SNSにも学習コンテンツが多くありますので、移動時間や隙間時間に活用しましょう！

3. モチベーションを維持する方法（SNS・勉強仲間・記録）

1. SNSに進捗を投稿する

SNSを利用して学習の進捗を投稿することは、モチベーションを維持するために非常に有効です。進捗をシェアすることで、自己の学習成果を実感でき、周囲からのフィードバックを得ることができます。

メリット

自己管理と振り返り: 学習内容を定期的にSNSに投稿することで、自分の進捗を可視化できます。自分がどれだけ進んだかを振り返ることができ、達成感を感じやすくなります。

他人の励ましや反応をもらう: 学習の成果や達成した目標をシェアすることで、友人やフォロワーからのポジティブなフィードバックをもらえます。これがモチベーションの向上につながり、次の学習への励みになります。

学習の意識が高まる: SNSに投稿することを習慣にすることで、学習に対する意識が高まります。「今日は何を学んだか？」と考えながら学習し、日々の進捗を記録することが自然になります。

おすすめ方法

定期的に投稿する: 例えば、週に1回や月に1回、自分の学習の進捗や学んだフレーズ、単語を投稿します。これを習慣にすることで、学習のモチベーションが継続しやすくなります。

学習の小さな成果をシェア: 「今日は韓国語で自己紹介ができた！」、「新しい単語10個覚えた！」など、小さな成果でもシェアすることが重要です。大きな目標だけでなく、日々の積み重ねを投稿することが、達成感や満足感につながります。

ハッシュタグを活用する: #韓国語学習 #韓国語初心者 などのハッシュタグを使うことで、同じ目標を持つ人とつながりやすくなり、モチベーションを高め合うことができます。

2. 同じ目標を持つ仲間と情報交換する

韓国語学習は、一人で黙々と続けるのが難しいこともあります。そんな時、同じ目標を持つ仲間と情報交換をすることで、学習を楽しく、そして効果的に進めることができます。

メリット

お互いの励まし合い: 同じ目標を持つ仲間と励まし合い、進捗を共有することで、モチベーションが高まります。学習の壁にぶつかった時も、仲間の存在が支えになります。

情報交換: 効果的な学習方法や教材、アプリの使い方を共有することができます。異なる学習方法を試すことで、新しい気づきや発見があります。

競争心を育む: 一緒に学ぶ仲間がいることで、健康的な競争心が生まれ、お互いに良い影響を与え合うことができます。学習ペースを合わせることで、より効率的に学べます。

おすすめ方法

SNSや学習アプリでグループを作る: SNS（XやInstagramなど）や、韓国語学習専用のグループやコミュニティを作成し、学習進捗をシェアしたり、互いにアドバイスをし合うことができます。専用のハッシュタグを使って、同じ目標を持つ仲間を見つけることもできます。

オフラインでの勉強会を開く: 地元で韓国語学習者と集まって、定期的に勉強会を開催することも有効です。オンラインだけでなく、リアルな交流も、モチベーションを高める手段となります。

まとめ

TOPIKやハングル検定を受けることは、韓国語学習における大きな目標になります。試験のための学習を始めることで、モチベーションが高まり、学習が進みやすくなります。初心者の方は、まずは単語や文法の基礎を固め、リスニングや読解練習を行うことが重要です。目標を持って学習を進めていくと、韓国語が確実に上達していくでしょう！