ネイティブワンポイント総集編②

ネイティブワンポイント総集編②

2023年12月30日 08時00分

ネイティブ講師のワンポイントレッスンでは、ネイティブにしか聞けない!イディオムやよりナチュラルな言い回しをご紹介しています。

2020年12月から連載をスタートしてあっという間に3年が経ちました!
本日はこれまで紹介したネイティブフレーズを振り返っていきます!

前回の総集編①はhttps://human.sankei.co.jp/ourtutors/native/

ネイティブフレーズ10選!

あなたはネイティブフレーズの意味を理解できますか?
例文と一緒に振り返っていきましょう!

back seat driver

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自分は運転していないのに、運転の仕方や運転していく場所、前方にある危険などを細かく運転手に指示するような人のことを指します。
人に指示することが好きな少し口うるさい人のことを意味することもあります。

例文
Mom:
Aren’t you driving a little too fast. Don’t you see, there is a police car, right behind us.
(スピードが速すぎるわ。後ろにパトカーがいるのが見えないの?)
Pat:
Oh mom, Stop being such a back seat driver. You are distracting me. I know what I am doing. I have it under control. Relax.
(ママ、口うるさく指示をだすのはやめて。気が散るわ。自分のことは自分でできるわ。リラックスして。)

eyes are bigger than your stomach

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欲張りすぎてしまって食べきれないほどの食べ物を選んだり、買ったり、作ったりしたりすることを表します。

例文
Tom:
I can’t eat anymore, I feel like my stomach’s going to explode.
(これ以上食べられない、胃が破裂しそうだ。)
Chris:
Well ordering two pizzas was kind of daft, your eyes really are bigger than your stomach sometimes.
(うーんピザを2枚も頼むなんてちょっと馬鹿げてるよね、たまに欲張っちゃう時があるよね。)

DOA

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この表現は“Dead on arrival”の頭文字を取っています。
ネットショッピングなどで注文した荷物が到着したときの状態を表します。

例文
<ネットショッピングのお問い合わせ窓口の対応>
I apologize about the problem.
It must have been broken during shipping.
I will issue a DOA right away and will have it replaced.
Please send the broken one with the delivery.
(この度は大変申し訳ございませんでした。配送中に壊れてしまったのでしょう。すぐにDOAに対する手続きをして商品を交換します。 壊れたものを同梱してお送りください。)

You can’t judge a book by it’s cover

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見た目と実際のその人の本質が異なるなど、人は見かけで判断できないという意味です。

例文
You really can’t judge a book by it’s cover.
My boss is the opposite, he looks really friendly, but if you make a mistake he explodes.
(本当に人は見かけで判断できないよね。僕の上司はその逆で、とてもフレンドリーに見えるけど、ミスをすると爆発するんだ。)

cut and dry

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説明をあまり必要としないものを意味していて、簡単に理解できるものを指します。

例文
<営業先でクライアントに提案、議論するシーンで>
It’s a cut and dry proposal. I made it as straight to the point as possible.
(これはシンプルで明確な提案ですよ。できるだけ要点を絞りこんでまとめたものです。)

cost me an arm and a leg

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「高価すぎて支払う余裕もない」「これってものすごく高い!」と表すときに使う表現です。

例文
Tom:
Hi Chris, has your daughter started university, yet?
(やあ、クリス。娘さんはもう大学に通い始めたかい?)
Chris:
Yeah, a few weeks ago, she started at one in the U.K.
(そうなんだ、2.3週間前、イギリスの大学に通い始めたんだ。)
Tom:
Wow, that must be expensive.
(へえ、費用が高そうだね。)
Chris:
You can say that again, the university fees and her accommodation are costing me an arm and a leg.
(そうなんだよ。大学の学費と宿舎の費用ですごくお金がかかっているんだ。)

in the dog house

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怒りやトラブル、問題の対象になっている状態を指します。
犬は何か悪いことをすると自分の小さな家に隠れてしまうことが多く、この様子が、問題を抱えている状況を意味するように発達したフレーズです。

例文
Tell you what Jun, you are in the dog house.
The manager won’t appreciate at all.
(あのね、ジュン。あなた大変な状況よ。上司はあなたを全く評価しないでしょうね。)

Don’t count your chickens before they’ve hatched

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何かを達成した後に何をするつもりでいるか、達成する前の段階から話をしている人に対して使える表現です。
この表現は直訳すると、”孵化する前に雛鶏を数えるな!”。
あまりにも楽観的で、先のことを考えている人に「まだ起こってもいないことを考えるのは早いんじゃない?」と伝える表現として役に立ちます。

例文
Ann:
Hey Chris, what do you think I should buy with my first paycheck?
(ねえ、クリス。最初の給料で何を買えばいいと思う?)
Chris:
Aren’t you counting your chickens before they’ve hatched, you haven’t even had an interview yet.
(まだ給料ももらっていないうちからそんなこと考えているの?まだ面接も受けてないくせに。)

I’m all ears

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聞き手側が相手の話を聞きたいということを意味します。

例文
Tom:
I must tell you about my new house.
(ちょっと僕の新しい家のことを聞いてよ)
Chris:
I’m all ears.

(ぜひ、聞かせて)

back on your feet

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意味は
立ち直る
「back on your feet 」は通常、回復することを意味します。
病気や金融の混乱していた期間の後に、物理的または金融的に、通常の状態に戻るなどのシチュエーションを表します。
このフレーズは、状況がまだ厳しい場合には、否定的な意味で使われることもあります。

例文
<会社を休む同僚に向けた会話>
Please take rest. Don’t come to the office today.
Get back on your feet first and I will see you then.
(ゆっくり休んでください。 今日は会社に来なくて大丈夫です。良くなってから出社してくださいね。)